第62回グラミー賞・「Record Of The Year」を予想する。

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2020年1月27日に発表される第62回グラミー賞の主要部門予想、今回はRecord Of The Yearを取り上げます。Bon Iver、Billie Eilish、Ariana Grande、H.E.R.、Lil Nas X、Lizzo、Post Malone and Swae Leeの8アーティストの中でWINNERとなるのは?

どうもです。今回も恒例?となった第62回グラミー賞の主要部門予想をFM802およびFM COCOLOよりも早くお届けします。ちなみに、第61回のグラミー賞予想は次の通りになっていました。なんと4部門完全外れという快挙を不名誉な結果となりましたねえ。

第61回グラミー賞のノミネーションが発表されました。レディー・ガガ「SHALLOW」にケンドリック・ラマー、ポスト・マローン…。ここでは最優秀レコード賞(Record Of The Year)のノミネートとその展望を最速で行っております。
第61回グラミー賞のノミネーションが発表されました。ケンドリック・ラマー、ポスト・マローン、ジャネール・モネエ…。ここでは最優秀アルバム賞(Album Of The Year)のノミネートとその展望を最速で行っております。
第61回グラミー賞のノミネーションが発表されました。ケンドリック・ラマー、ポスト・マローン、レディー・ガガ…。ここでは最優秀楽曲賞(Song Of The Year)のノミネートとその展望を最速で行っております。
第61回グラミー賞のノミネーションが発表されました。デュア・リパにビービー・レクサ、グレタ・ヴァン・フリート…ここでは最優秀新人賞(Best New Artist)のノミネートとその展望を最速で行っております。

プロテストソングでかつアーティストが授賞式を欠席した「THIS IS AMERICA」が2部門を取り、個人的にほとんどノーマークだったKacey Musgravesがアルバムを取り、逆にメジャー過ぎて取らないだろうと思っていたデュア・リパが新人賞を取り…と真逆の展開になりました。今年はそういうことの無いよう、しっかりと分析していきたいと思います。

第1回目は”Record Of The Year”、2018年10月から2019年8月いっぱいまでにフィジカル、ストリーミングを問わずリリースされた作品のなかで、最も優秀なレコーディング作品を選ぶもの。受賞対象がレコーディングに携わったアーティスト、プロデューサー、エンジニアスタッフなどのスタッフと歌い手だけでなく、裏方にも光を当てた賞ということになります。今回ノミネートされているのは…。

Bon Iver – Hey, Ma

アメリカのフォーク・ロックバンド、ボン・イヴェール(一部ではボニーヴェアとの表記もあり、こちらの方が発音的には正しい?)。”Album Of The Year”でも出てきますが、2019年8月に急遽リリースされたアルバム「i,i」のリードトラックとなっています。2020年1月には4年ぶりとなる来日も決定。

Billie Eilish – bad guy

そして今回のグラミー賞の目玉の1つが若干18歳にして世界中にセンセーショナルなインパクトを与えたビリー・アイリッシュ。主要4部門すべてにノミネートされていますが、まずは1stアルバムから全米でもNo.1を獲得した「bad guy」。7月にはジャスティンビーバーが参加したリミックスバージョンもリリースされています。「OSAKAN HOT 100」では4月14日にチャートインし、通算14週、最高位5位を記録、年間チャート入りも期待できそうダー。

Ariana Grande – 7 rings

これまたアルバムと主要部門ダブルノミネートのアリアナ・グランデから「My Favorite Things」をサンプリングネタに用いた「7 rings」。友情の印という”七つの指輪”の歌。MVには日本語に品川ナンバーの車にと親日家の一面を見せたアリアナ。一時期”七輪”のタトゥーを入れたことも話題になりましたね。「OSAKAN HOT 100」では2月3日にチャートインし、通算15週、最高位6位を記録。全米No.1になった曲だけに802でも1位になると思っていたのですが、他のアルバム曲との票割れとあの時は大量オンエアされてた曲が2曲ほどあったのがいたかった…。。

H.E.R. – Hard Place

去年Best New ArtistとAlbum Of The Yearにノミネートされていた女性R&BシンガーのH.E.R.と書いて「ハー」のざっくりアコースティックギターに乗ったゆるめのソウルナンバー。個人的にはこういう曲、大好きです。なお、この作品のエンジニアには日本人のMIKI TSUTSUMI氏が参加されていることでも知られています。

Khalid – Talk

こちらもゆるめのR&Bナンバー「TALK」。21歳のR&Bシンガー・カリードとエレクトロダンス界隈を賑わせている兄弟デュオ、ディスクロージャーとのコラボチューン。全米TOP10ヒット、「OSAKAN HOT 100」では3月31日エントリー、登場回数9回、最高位35位でした。

Lil Nas X Ft. Billy Ray Cyrus – Old Town Road

そして、全米No.1記録を更新する19週連続1位となった「Old Town Road」。動画投稿アプリ「TIKTOK」からバズった楽曲として知られています。カントリーとトラップをミックスした楽曲で、”カントリーミュージックか否か”が議論ともなり、リミックスではカントリーシンガーのビリー・レイ・サイラスが参加し、この曲が”カントリー”であるお墨付きを得ています。しかしながら、今回のグラミーではこの曲、カントリー関連のノミネーションはありませんでした。「OSAKAN HOT 100」では4月21日エントリー、登場回数22回、最高位は20位で年間チャート入りの可能性大ですね。

Lizzo – Truth Hurts

ビリー・アイリッシュとともに今回のグラミーの目玉、最多の8部門でノミネートされているのがリゾ。主要4部門すべてにノミネートされていますが、まずは大ヒットした「Cuz I Love You」からの全米No.1ヒット曲。そもそもシングルのリリースは2017年でしたが、今年2月ごろに「TIKTOK」でのミームによってバイラル&スリーパーヒット。その頃アルバムのリード曲「JUICE」で日本でも注目され、そしてアルバムの大ヒット、さらにこの曲も…とすごい勢いを見せたわけであります。なお、「OSAKAN HOT 100」では「JUICE」はチャートインしていたものの、「Truth Hurts」は入っておりません。

Post Malone & Swae Lee – Sunflower

ラストはポストマローンとレイシュリマーのスワエ・リーとのコラボによるアニメ映画「スパイダーマン: スパイダーバース」のサントラより「Sunflower」。「OSAKAN HOT 100」では2018年11月エントリー、登場回数30回、最高位は15位、2019年上半期チャート第20位でした。

予想

以上のラインナップから、今回の”Record Of The Year”はこう予想します。

No
Artist
予想
No.1
Bon Iver – Hey, Ma
No.2
Billie Eilish – bad guy
No.3
Ariana Grande – 7 rings
No.4
H.E.R. – Hard Place
No.5
Khalid – Talk
No.6
Lil Nas X Ft. Billy Ray Cyrus – Old Town Road
No.7
Lizzo – Truth Hurts
No.8
Post Malone & Swae Lee – Sunflower

まずグラミー賞の性格からアリアナ・グランデとかポストマローンは多分選ばなそうな気がする。だからといってKhalidとかH.E.R.だとこの曲がこの年究極のレコーディングという形で表現するのにはやや弱い感じがする。ボニーヴェアだと地味な感じがして「ええ?」ってなりそう。

去年の「THIS IS AMERICA」がNo.1ヒットになっただけでなく、社会を風刺した話題性もあったということで、本命はズバリ、「Old Town Road」にしました。まず動画共有アプリからバズったということでCDではないところから音楽が発信され人気になるという新しい聴き方を提示したこと、カントリーか否かという議論がさまざまな間で交わされ社会的な問題にもなったということなどから、今年を代表する1曲としてふさわしいと思います。逆転がありそうなのは同じく動画共有アプリからバズり、何より”プラスサイズ”である体格をポジティブに捉えた姿勢が、自分の体型にコンプレックスがある方に共感を呼んでいるというLizzoではないでしょうか。