第62回グラミー賞・「Album Of The Year」を予想する。

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2020年1月27日に発表される第62回グラミー賞の主要部門予想、今回はAlbum Of The Yearを取り上げます。Bon Iver、Lana Del Rey、Billie Eilish、Ariana Grande、H.E.R.、Lil Nas X、Lizzo、Vampire Weekendの8アーティストの中でWINNERとなるのは?

どうもです。第62回グラミー賞の主要部門予想、第2回目は”Album Of The Year”、2018年10月から2019年8月いっぱいまでにフィジカル、ストリーミングを問わずリリースされたアルバムの内、最も優秀な作品を選ぶもの。こちらも受賞対象がレコーディングに携わったアーティストだけでなくプロデューサー、エンジニアスタッフなどの裏方にも光を当てた賞ということになります。”Record Of The Year”との違いは早い話が1曲単体が対象か、それとも1つのアルバムかというだけですね。今回ノミネートされているのは8組。サブスク時代のグラミーと言うことで試聴リンクも貼っています。ぜひ聴いてみて予想してはいかがでしょうか?

Bon Iver – i,i

Lana Del Rey – NORMAN F***ING ROCKWELL!

Billie Eilish – WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?

Ariana Grande – thank u, next

H.E.R. – I Used to Know Her

Lil Nas – 7

Lizzo – Cuz I Love You (Deluxe)

Vampire Weekend – FATHER OF THE BRIDE

ボニーヴェア、ビリー・アイリッシュ、アリアナ・グランデ、H.E.R.、Lil Nas X、リゾの6アーティストは”Record Of The Year”に続いてのエントリーとなります。Lil Nas Xのみミニアルバム、アメリカ的な言い方だとEP(Extended Play)のノミネートです。リゾのアルバムは”Deluxe版”がノミネート対象となっていますが、この”Deluxe版”にはもともとリリースされていたものに新たに3曲が追加され、そのうちの1曲が”Record Of The Year”にノミネートされている「Truth Hurts」となっています。

ここではラナ・デル・レイとヴァンパイア・ウィークエンドを取り上げてみます。ラナ・デル・レイは自称「ギャングスタスタイルのナンシー・シナトラ」と名乗るNY出身のシンガーソングライター。「サッドコア」と呼ばれる、憂いを帯びたダークなサウンドに透明感のあるボーカルがひんやりする、孤高のアーティスト。雨の日にじっくり聴くと力が入らなくなり、気持ちが沈みがちになってしまうかもしれません。個人的には今回、グラミーを争う?ことになるビリー・アイリッシュが出てきた当初、ラナ・デル・レイのような音楽的感触を感じましたね。もっとも、ビリー・アイリッシュは少なからずラナ・デル・レイから影響を受けていますし、当のラナ・デル・レイもまたビリー・アイリッシュをリスペクトしているということで、要するにビリー・アイリッシュ好きはラナ・デル・レイにもハマるんじゃないでしょうか?で。このアルバムは8月30日、今回のグラミー賞のリリース期間ギリギリに出た、それでいて高評価を受けている作品となっています。

ヴァンパイアウィークエンドはエズラ・クーニグを中心としたNY出身のインディーロックバンド。今年5月にリリースされた6年ぶり、現メンバーでは初となるアルバム「Father of the Bride」でノミネートされています。OSAKAN HOT 100でチャートインした「Harmony Hall」や「THIS LIFE」など、冬の終わりから春の訪れを告げる時期にかけ、爽やかでポップなロックサウンドが802ではよく流れていたのを覚えている方もいらっしゃるでしょう。3姉妹バンド・ハイムが参加している曲も収録されています。ちなみにこのアルバムのエンジニアにはTakemasa Kosaka氏とHiroya Takayama氏の2人の日本人スタッフも参加していて、H.E.R.のアルバムとの”日本人スタッフ対決”というのも注目です。おそらくこのどちらかが受賞するとニュースで大々的に報じられるんじゃないでしょうかね?

予想

以上のラインナップから、今回の”Album Of The Year”はこう予想します。

No
Artist
予想
No.1
Bon Iver – i,i
No.2
Lana Del Rey – NORMAN F***ING ROCKWELL!
No.3
Billie Eilish – WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?
No.4
Ariana Grande – thank u, next
No.5
H.E.R. – I Used to Know Her
No.6
Lil Nas X – 7
No.7
Lizzo – Cuz I Love You (Deluxe)
No.8
Vampire Weekend – FATHER OF THE BRIDE

“Record Of The Year”からガラッと変わって本命はヴァンパイアウィークエンドにしました。最初聴いた時にアルバム全体を通して冬から春シーズンにかけていい感じのゆるさと暖かみも感じさせるポップネスが心地よかったのでこれは行けるだろうと思います。今年はインディーロックが復調しつつある気配もあったので。

同じくロックシーンからボニーヴェアもエレクトロを取り入れたアルバム1枚で魅せる絵画という感じがしますし、あとはビリーとラナも個性あふれまくった作品なので有力ではあると思いますけどねえ。まあ、ラナの場合タイトルも伏字だし、収録曲もFワード連発の「Parental Advisory」ものということで、子供にはお勧めできません。

そのほか、H.E.R.は個人的には好きなサウンドですがここに入ると地味な感じだし、アリアナ・グランデはアルバムはもちろん、収録曲も売れすぎてグラミーの主要部門を狙うにしては大衆向け過ぎるかな。Lil Nas XとLizzoにいたっては大ヒットシングルに引っ張られているようなノミネーションになってるし、アルバム1作品で語るには無理があるということでどうでしょうか?