[OSAKAN HOT 100]祝30周年!No.1 SONGS リスト作成で見えてきた傾向

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OSAKAN HOT 100 No.1 SONGS リスト作成で見えてきた傾向

どうもです。30周年を迎えたFM802ですが、6月3日からのスペシャルウィーク1週目にこんな企画をするということで…

6/3~6/9はFM802 No.1 HITS OF 30!FM802でNo.1になった楽曲を各番組で特集!

過去のOSAKAN HOT 100で1位を獲得した楽曲を各々番組で特集するということでこれまでの1位獲得曲が紹介されています。ということで、今回は特集に先駆け、これまでに1位を獲得した楽曲のプレイリストを作成してみました。こちらです。

全曲プレイリストはこちらから

その数402曲。時間にすると28時間以上というボリュームです。余裕がある時にでもぜひ聴いていただけると幸いです。フォローもぜひお願いします。

さて今回はこうした1位獲得曲から見えてきた傾向を記していきたいと思います。

1位獲得曲から見えてきた傾向

同じアーティストが繰り返し1位を獲りやすい

よく最近、あいみょんや星野源、今年だとsumikaとかback numberが続けざまに1位を連発していることに文句をつけている一部チャートマニア(似たようなブログを書いている某)がいますが、これは今に限ったことじゃなく、30年前から似たような感じになっていたんですね。

例えば90年代初頭はジャネット・ジャクソン(1989年に1曲、1990年には2曲で内「Escapade」が年間1位)、MADONNA(1990年に2曲、1991年に1曲)を始め、米米CLUBやMCハマーといったアーティストが短期間に1位を固め打ちするといった感じになっていました。

そこから90年代半ばに向けて今度はマライア・キャリーの黄金時代がやってきて、1991年1曲、1992年1曲、1993年から1995年にかけて4曲が1位となりました。

90年代後半に向けてはJAMIROQUAIが16週連続1位を記録した「VIRTUAL INSANITY」を始め1997年、1998年、1999年で1曲ずつ1位を獲りました。

極めつけは1999年から2000年ですね。DREAMS COME TRUEが2月中旬から3月頭まで「朝がまた来る」が1位を獲った後、わずか2か月たたないうちに「なんて恋したんだろ」が1位になったり、宇多田ヒカルが「Movin’ on without you」が1位になった後1か月半で「First Love」が1位になったり、そのあと半年で「ADDICTED TO YOU」が1位になったり。

更にはスガシカオ。「夜明けまえ」が7月中旬から8月まで1位を獲った後、当時のユニット・福耳の「星のかけらを探しにいこう AGAIN」が入れ替わりに1位を獲り、更にその後「あまい果実」に1位が変わる、と約2か月半、3曲連続で違う曲が1位を独占するという現象も起こっています。

2000年にはaikoが3曲で1位、2001年にはMISIAが「EVERYTHING」の後に1週置いて「I miss you」で1位、矢井田瞳とスガシカオが2曲で1位、2002年はMr.Childrenが4曲で1位、宇多田ヒカルと矢井田瞳が2曲で1位、2003年には山崎まさよしが2曲で1位、2004年にはミスチル、スピッツ、GLAYが2曲1位…と1年で何曲も1位になるというのは過去から続いている伝統かもしれませんね。特に現在まで20曲が1位となっているミスチルはこの時から1位の固め打ちが目立ちます。

その後もスキマスイッチにレミオロメン、BUMP OF CHICKENに秦基博、ROCK’A’TRENCH にレディー・ガガ、ケイティ・ペリーにアヴリル・ラヴィーンにサカナクションにカーリー・レイ・ジェプセンにテイラー・スウィフト…と1度1位を獲るとチャート上位の常連となるアーティストが出てきているのがこのチャートと言えるでしょう。

またミスチル、スピッツを始め、桑田佳祐やサザンオールスターズは10年来、いや、20年来のチャート上位の常連といえ、曲を出せば必ずと言っていいほど1位を獲りやすくなっています。

年代によって1位の傾向は大きく異なる

そして当たり前の話ですが、年代によって1位を獲っている曲の傾向はだいぶん違ってきていますね。よく分かる所では1990年代前半から中盤では海外発のラジオヒッツやノベルティものが1位を獲りまくっていて、年間で全曲1位が洋楽だった年もあったくらいでした。

その後、802が掘り出した矢井田瞳や宇多田ヒカル、スキマスイッチなどのシンガーソングライターのブレイクもあってチャートにも日本のヒットが多く入り込んできます。2000年代に入ると立場がすっかりと逆転しましたね。

2010年代に入り、レディー・ガガやテイラー・スウィフト、ジャスティン・ビーバー、ケイティ・ペリーにカーリー・レイ・ジェプセンといったポップスターが登場したこと、また2011年の震災で日本のミュージックシーンに影響があったことから、海外の楽曲が上位を占めるようになってきました。特に久保田コージ氏がDJだった中期から後期にかけてはLMFAOやダフトパンクといったダンスミュージックが1位を獲得し、比較的バランスが取れていた時期だったかもしれません。

その後2015年の改編で洋楽専門番組が姿を消したことで、邦ロックが多くチャートインしてくるようになりました。西田新DJになってからの3年半で海外のアーティストが1位を獲った曲がわずか6曲。3年半でですよ。それこそクリープハイプやオーラルが1位を獲る時代に、きゃりーぱみゅぱみゅやPerfumeが1位を獲る時代になったわけです。

その結果として2018年は洋楽の1位曲がなく、年間でも上位9曲は日本の曲となっています。

まとめ&ストリーミング未対応のアーティストへ

ということで402曲のプレイリストを作成するのに結構てこずりました。残念ながらまだストリーミングに一切手を出していないアーティスト、旧曲が反映されていないアーティスト、最新曲が反映されていないアーティスト、日本国内では聴けないアーティストなどもいて、そういった意味でゆずや椎名林檎、宇多田ヒカルはありがたい。これまでの曲もほぼほぼ解禁してくれて。

特に1位曲を調べる時に、”サザンオールスターズ”、”桑田佳祐”、”aiko”、”星野源”、”BUMP OF CHICKEN”、”米津玄師”の名前を見ると「ああ、解禁してねええ」と何度もぼやいてしまいましたね。音楽配信の6割のシェアをストリーミングで稼いでいるのに、他の配信媒体が売り上げを落とす中で唯一伸ばし続けているのに、なぜ腰を上げないのか全く持って疑問ですよ。考え方が化石だとしか言いようがありません。時代はフィジカルからデジタル、ダウンロードからストリーミングですよ。

それこそあいみょんや髭男はストリーミングをきっかけにしてブレイクしています。海外ではリリース=ストリーミングも含めてというのが主流です。今じゃ若手のバンドでもストリーミングに乗り出していますよ。SHISHAMOもオーラルもKANA-BOONも。「ストリーミングは儲からない」という妄言は過去のもの。すぐにでもストリーミングに乗り出さないと、もう現在の音楽シーンから乗り遅れてるということを自覚した方がよいのでは?

これから随時、1位リストを更新していきますし、これを基にしたデータページも公開したいと思いますので、乞うご期待。

FM802「OSAKAN HOT 100」で1位を獲得した楽曲のリスト。チャート予想と懐かしの楽曲検索にぜひご活用ください。