ラジオ発。話題騒然。ネットでバズったあの一句とは？
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MILK TEA 菅田の歌は松田優作さんと近い感じがした
MUSIC:福山雅治「零 -ZERO-」
福山：先ほど、菅田君のね新しい歌聴かせていただきましたが、今聴いていただいてるのは私福山新しい歌、来月4月13日から公開される「劇場版名探偵コナン ゼロの執行人」主題歌で「零 -ZERO-」でございます。さあ、今夜はですね全国民放101のラジオを代表して菅田将暉君とですね、私福山が全国のラジオ局を一つにつないでお送りしてきました。いやあ、”MILK TEA 菅田”のですねえ、やっぱり”MILK TEA 菅田”の歌声を聴いて思った。これお芝居をやって、そして音楽をやってっていう人のそうじゃなきゃ出せない音だなと思った。
菅田：ありがとうございます。
福山：僕久しぶりですよ、そういう人の歌聴いたの。あの…タイプは違うよ。タイプは違うんだけど、松田優作さんの歌と近い感じがした。
菅田：ええー、そんなそんな恐れ多い。
福山：あり方が。言葉、そして歌詞。その歌世界の登場人物、メンタリティにも感情を乗せて歌ってる感じがあるんで、これはなかなかないパターンだと思います。
菅田：ホントですか。でも伝わるか伝わらないかってところだけでしか、僕が今やる意味もないかなとも思うので
福山：優作さんのアルバムとかって聴いたことある？
菅田：聴いたことないです。
福山：ぜひ聴いてみてくださいよ。僕も何か通ずるものがあるんじゃないかなと感じました。今日一緒にセッションさせていただいて。
菅田：いやあ、ありがとうございました。
福山：”ラジオだから話せることがある、ラジオだから出来ることがある”と題してお送りしてきましたが、それはパーソナリティだけではなくリスナーのあなたも、もしかしたらあるんじゃないですか？これからもですね、我々の番組にメール、ツイッター、お手紙お葉書、さまざまなメッセージツールを通じてあなたの”ラジオじゃなきゃ言えないこと”、あなたの好きなラジオパーソナリティ、DJに届けてみてくださいね。
菅田：更にラジオはスマホやパソコンでも聴ける様になって今進化しています。RADIKOならタイムフリー機能でもう一度聴くこともできますし、シェア機能もあるのでぜひお友達に僕たちの”WE LOVE RADIO”をツイッターやLINEでシェアしてくれたら嬉しいです。
福山：じゃあねえ改めて今日は何回も言ってきているから改めてってなっちゃうかもしれないけども、菅田君的ラジオのここが好き、福山的ラジオのここが好きなところを一言ずつ添えて番組の締めとしましょうか。
菅田：はい。やっぱ人肌の温度感を感じれるところですかね。
福山：人肌。それは自分もそうだし、聴いてくださってるリスナーの方の人肌。
菅田：そうですね。そしてこれはお芝居やってても音楽やっててもそうですけど、人と人が交わった時じゃないと発生しない何か熱量ってあるなあってすごく思うので、それが好きなんで。
福山：私福山のラジオが好きなところ。まあ僕の時代、小学校高学年思春期になってなかなか夜も眠れなくなってきたあの頃に、テレビが部屋にあるってのはそりゃもうよほどお金持ちの家しかなかったんだけども、僕もそういえば無かった。でやっぱりラジオだった。でいろんなことに好奇心が向き始めて、それが音楽とか女の子のこととかいろんなことに興味・好奇心が向き始めた時に、鶴光さんのオールナイトニッポンが僕は大好きでそこからいろんな…で月曜日に友達と話して「何かアイドルの○○ちゃんがエロイことを言いおったなあ」みたいなのをハフハフ言っておりました。でそういうのが始まりで、今ではそうですね。28年間ラジオやってますけども、震災を共に経験したりとか、あとそこから復興へ向けて頑張ってる方の生き方も見せていただいたりとか、ホントに様々な人間の生き方、人間の感情を菅田君もおっしゃった通り、僕も僕の人肌で、それでリスナーはリスナーの人肌を見させていただきながら、番組を一緒に作っていっております。多分今後もそれは変わらないスタンスだと思います。なのでね、これを最後の一句に持ってくるのはどうかと思いながらも、話題になった一句、ネット上でバズるきっかけになった一句を紹介しましょう。埼玉県さいたま市のですね、貴公子N31歳、会社員女子。”本棚が気付くとBLだけなんです”。気になるでしょ、将暉。
ネットでバズったあの一句
菅田：いやあそれはちょっと気になりますねえ。
福山：欲しがりだから将暉はね。最後紹介しますけど”去年三十路になったんですが、そのタイミングくらいでハッと気づいて衝撃でした。本棚を見たら全部BLでした。”
菅田：(笑い)。なんで？
福山：”漫画とラノベとドラマCDと全部BLでした。現実の恋愛はもう6年以上ない症状がこんなところに出るとは。それに気づいて万が一男性が家に来る事態が発生した時のため、本棚は収納へ移動させました。本棚ごとね。”
菅田：いいと思いますけどねえ。
福山：というのがきっかけで僕はBLの話をラジオでし、ただ僕なんかね、BLど素人がそこの領域に簡単に踏み込んではいけないと思って、丁寧に丁寧に勉強させていただきながら少しずつ触れさせていただいてるという状況の中で、菅田君とのBL台本がウチの番組に送られてきて、僕が一人でやってたら菅田君の耳にそれが届いちゃったっということがあった
菅田：いやあ、ビックリしましたよ。
福山：俺の方がびっくりだよ。届いて「僕でよかったらぜひ」とか前向きな返事してくれるから。
菅田：（笑い）。いやまさかそんな…僕も久々に福山さんに連絡するのが「僕でよかったらぜひ」になるとは思ってなかった。
福山：そうだよ。久々に連絡来たと思ったらそれだったからさ。そもそもこの101局も、最初スタッフが「菅田さんとやらせていただいて、もしよかったらBLやってもらえませんか」。ダメだと思うよ。断っておいたからそこは。
菅田：みんな好きだなあ。いいですねえ。
福山：じゃあそれは今度ウチの番組かもしくは菅田君のオールナイトか、で。
菅田：ぜひぜひ。
福山：ね、そっちでやりましょうよ。
菅田：そうですね。
福山：日本全国すべての局をつないでやる話じゃない。ラジオだから出来ないこともある。
菅田：（笑い）そうですね。
福山：でもラジオだから出来ること、ラジオだから話せること、その可能性を求めてこれからもね、”菅田将暉のオールナイトニッポン”、そして”福山雅治福のラジオ”これからも末永くご愛聴いただきたいと思っております。
