12/17放送:ZOOM!!802
FM802恒例のライブ大忘年会「RADIO CRAZY」出演。back numberを迎えての公開収録をまとめ。
ゲスト:清水依与吏(back number)
DJ:大抜卓人
Contents
メンバー3人でご飯を食べに出かける?
大抜「それでは早速いただいてたメッセージです。まずは18歳の女の子、高校生の”アサミさん”って方いらっしゃいますかね?アサミさんいるかな?アサミさん、そこの真ん中の方にいらっしゃいますね。ええ、”依与吏さんこんばんは。back numberの皆さんでご飯を食べに行ったり一緒にお出かけしたりするんでしょうか?何かエピソードがあれば聞きたいです。よろしくお願いします。”」
清水「あのう…この間の某生放送の歌番組の後に、(栗原)寿は家に来ましたね。」
大抜「あ、家に結構来てる?」
清水「何かアナログレコードを聴ける様にしたので…僕の家が、で、寿は持ってないので「じゃあ何か聴きに来れば」みたいな感じで。」
大抜「そうなんですね。」
清水「でまあもう一人呼んで。あ、(小島)和也じゃないですけど」
大抜「あ、違うんですかそれは」
清水「普通に友達を呼んで、3人でそのアナログレコードを聴きながらやいのやいの言いながら」
大抜「へえー。それどういうの聴くんですか、アナログレコードで」
清水「いや、いただいたやつとか、あと、その日たまたま椎名林檎さんとご一緒させていただいたんで、で林檎さんのやつとか聴いたりとか。」
大抜「へえー。でお酒飲みながら「これいいよな」て感じの話をしてる?」
清水「そうですね。いただいたお弁当の上物だけつまみながら」
大抜「そんな感じなの?その時和也君はどうしてるんですか?」
清水「知らないですね。3人で飲みに行くこともあるんですけど、個別が多いですね。和也と寿で飲みに行ったりとか、3人でというよりは…そうですね、俺と和也もたまにありますし、」
大抜「へえー、そういう感じなんだね」
どこで息継ぎすればいい?
大抜「次行きますよ。”カルテットさん”、16歳の女の子、高校生。”カルテットさん”います?あ、いらっしゃいました。”私は依与吏さんの書く歌が大好きです。”」
清水「ああ、ありがとうございます。」
大抜「”瞬き”はホントにホントにいい歌で、ラジオで流れるのを今か今かといつも待ってるんです。」
清水「あららら。」
大抜「カラオケなどで歌う時がback numberの曲は息継ぎが難しいですね」
清水「ああ、難しいよね。難しいなって思うもん」
大抜「自分で作って難しいと思うわけ?」
清水「「どこ?」って思うときありますよね」
大抜「あ、そうなの?でもレコーディングは録っていくんでいいですけど、ライブの時とか…」
清水「あ、でもレコーディングの時に思いますね。」
大抜「え、そうなの?」
清水「最近はだからレコーディングの時にこの辺かな?っていう印つけたりとか、しないと調子いい時は、もうずーっと歌うんで、後で喉痛い時とかのライブで「ヘーッ、ヘーッ」ってなるんで、星出たりするんで。だから昔作った曲とかのがひどいですね。やっぱり体が充実してたみたいで」
大抜「昔の自分はすごいなと思う曲ありますか?」
清水「あの…”アップルパイ”って曲があるんですけど、あれは原曲を作ったのが随分前なんですよ、もうメジャーデビューするか否かくらいのタイミングだったんで、「まだ行くの?」みたいな。これ作った時絶対切って作ったけど、息継ぎのところやんなかったよねみたいになってて、後で聞いてびっくりして、少し足しましたね息継ぎを。」
大抜「そういうのあるんだね。自分で作っても難しいんだね。」
清水「しんどいですよ。だからホントにこまめに入れてくってことが重要かもしれないですね。独学で入れていくっていうか」
大抜「これ大丈夫ですか?アドバイスとして…ありがとうございました。入りました」
清水「これアドバイスになってないよね」
将来の夢、いつ決まった?
大抜「続きまして”ヒナコさん”、16歳の女の子、高校生。”ヒナコさん”、いらっしゃいますかね。あ、ヒナコさんもいらっしゃいました。”いつもback numberを応援しています。早速ですが質問です。私は将来の夢がなく、就職するのか、それか進学するのか決まらず不安なままです。依与吏さんはいつ頃将来の夢が決まったんでしょうか?”」
清水「……ええ?」
大抜「いや、「この道行こうかな」って…やっぱり音楽の道を志すそのきっかけがあったのはいつ頃だったのでしょうか」
清水「いやあ…でも高校生の時ぐらいまでは全くまさか自分が音楽でなんて思ってなかったんで、ギターに触ったこともなかったんで」
大抜「そうなんですよね」
清水「まあ女の子に振られたというか…ちょっといろいろありまして…秘密ですけど」
大抜「知ってらっしゃる方も多いと思いますが」
清水「あって、で何か「決めた」ってタイミングはなかったんですけどね。ただ何となく始めたら、気がついたら何か夢中になってて…だからそれはホント運がよかったんだと思いますね。自分のエネルギーを出す出口をきちんと早めに見つけられて、早いのか遅いのか…バンドマンとしては結構遅い方らしいんですけど、二十歳近かったんで。だけどこれ、どうしたらいいんですかね。」
大抜「いつ頃から夢が決まったかというより、何となくやっていくうちに決まったって感じなんですか?」
清水「ですね。何か成り行きみたいなとこもあるじゃないですか。褒められたからやろうかなみたいなとこもあるし。」
大抜「それって大事なんですかね?」
清水「だと思いますね。定期的に栄養が入ってきたんですよね。「あ、何かイケルか?やれるか?」みたいな。そういう意味で周りの人にホント恵まれていたんだと思うので、僕はホント運がよかったなと思いますね。あの二人がいなかったら絶対…他の人だと…たまに酔っぱらった時に寿が面と向かって「依与吏さん、結構まあまあだからな」って言うんですよ。「え?何何何?」みたいな。「まあまあ…だからな」みたいな。「結構、俺たちでよかったよ」みたいなことをご自身で言って。ご自身から言われると「は?」ってなるんで、可愛いなと思いながら。1個下ですからね、あいつだけ。」
大抜「仲間というのは大きいなあ」
年上の彼女へのクリスマスプレゼント?
大抜「あとこれ、”くりこさん”っていう18歳の男の子なんですが、”くりこさん”は高校生。あ、元気。これ読んでいい?”依与吏さんの書く恋愛の歌、すごく考えさせられます。とてもリスペクトしています。実は…今、年上の彼女と付き合っているのですが、いよりさんならどんなプレゼントを上げますか?”クリスマスプレゼントですね。」
清水「ムズすぎるだろそんなの、相手にもよるし。チョイ上?チョイ上だったらそんなに意識して…でもとにかく日頃見てて何が欲しいか何となく探る…もう33だからな俺。ね、33なんでね、滑りたくないじゃないですか、そういうプレゼントとか。だから聞いちゃったり買いに行くみたいな方向の年齢だと思いますけど、でもやっぱサプライズナウでしょ。サプライズナウしたいんでしょ。ええ?でも何を欲しがっているか分かんないなあ」
大抜「だから何系なのか会話の中でヒントがあったりするんでしょうね。」
清水「そういうことなんでしょうね。」
大抜「ちなみにここ女の子がいっぱいいるじゃないですか。何もらって嬉しいんですか?」
客1「今ですか?今は…お金?」
大抜「お金?めちゃめちゃ関西色出ましたよここ。」
清水「だめだよ。だめだってそんな。現金でいいんだったら話早いんだけど、もうあとバイトするだけだから」
大抜「ほかもっといい意見の人聞きましょう。何もらって嬉しいですか?」
客2「マフラー」
清水「手編み?男手編み」
大抜「やっぱり僕思うんですけど、一緒に話して何かヒントもらっててのは大事ですね」
清水「気がしますけどねえ」
大抜「何となくわかってるの?どういうのがいいかななんての」
くりこ「何となく言われてるんで」
清水「じゃあそれだよ。それにしてください。それだと思うぞ」
新曲「瞬き」
大抜「でここで1曲お送りしたいんですけども、これいよいよ発売となりましたニューシングルの「瞬き」です。」
清水「そっか、そうだよね」
大抜「歌いだしがまた印象的ですね、今回ね。」
清水「ああ、そうっすね。何か急に歌いだしますよね。急に息吸ったなあと思ったらおもむろに。「どした?どした?」みたいな。「忘れてきたの?家にギター?」みたいな。ちょっと長い時間続きますよね。でもすぐご安心いただける、もうすぐ入ってくるんですよこの曲」
大抜「でもこの曲は”幸せとは一体何なんだろう”っていうことをいろいろ考える歌詞だったと思うし、実は最初歌詞に関しては相当苦労した曲なんですよねこれ」
清水「そうですね。”幸せとは”って出てきた時に「何言ってんだよ」って思いましたからね。「何言ってんだよお前ごときが」みたいな。だけどその後の”星が降る夜”だとかそういうところを埋めた時に「ああ、まあこれは歌った方がいいな」と思えたので、それは大分変化として捉えてるんですけどね。1年前だったら絶対やってないと思いますね」
大抜「何があって書けるようになったんでしょう?」
清水「多分いろんなことがあると思うんですよ。ホントにいろんな出会いに恵まれたこともそうだし、ライブツアーをやって自信をもらったというのも大きいと思ってて、じゃないとツアー終わってすぐ書き始めたんで、多分そのタイミングじゃなかったらこんなに言い切れなかったと思いますね。「また変ななよなよした感じのやつが出てきて迷っちゃうみたいな」「…と思うけれどどうだろう?」みたいな感じになっちゃってたと思うので、いいタイミングだったと思います。」
MUSIC:back number「瞬き」
- 瞬き
back number
J-Pop
この冬行きたいところは?
大抜「まず最初は17歳の”モモコさん”の質問です。”この冬、行ってみたい場所はどこでしょうか。依与吏さん教えてください”」
清水「え?この冬?THIS WINTERっすか?THIS WINTERはちょっとでもそんな行けないすけど、願望でいいんすか?ロンドンじゃないですか?」
大抜「ほおー、え、なんでなんですか?」
清水「え?何か音楽っぽいじゃないですか。音楽の感じするじゃないですか。何かあるかなあと思って。行ったことなくて、あんまり海外に」
大抜「なかなか長い休みが取れない?」
清水「そうですね。なので…なんか和也とかは調子乗ってイタリアとか行ってましたけど。調子乗りやがってと思って。「和也がイタリアって」ってちょっと思って。寿もちょいちょい遠くに行ったりします。俺だけね、近場で済ましてんですよね。」
大抜「今のスケジュールではなかなか行けない?」
清水「そうですね。でも行きたいぜロンドン」
大抜「何か刺激を受けるかもしれませんね。それはそれで」
清水「だから仕事で行きたいですよね、だったらね。すごい頑張ってロンドンとかでレコーディングするって言っても後ろ指をさされない感じの人にならないといけないと思ってる。「いや、何を言ってんのお前」みたいな。今のback numberだとちょっと内容的にも…」
大抜「全然いいじゃないですか?」
清水「だから今後のシングルから半分英語にしようかなと(笑い)」
大抜「えらい影響受けてるなそれ。いやもう大丈夫ですよ。そのまま貫いていてください」
幸せな瞬間は?
大抜「”アンリンゴ”さんいらっしゃいませ。”依与吏さんが幸せだと感じるのはどんな時なのでしょうか?”」
清水「から揚げを食べているときですね。から揚げ好きですねえ」
イチオシのバンドは?
大抜「16歳”チエ”さんいらっしゃいますか?”依与吏さんが今イチオシのバンドなどありますでしょうか?”」
清水「イチオシのバンド??あーいや、オアシス。」
大抜「オアシス!」
清水「オアシス知ってる?」
チエ「聴いたことはある」
清水「でもそんくらいでしょ。俺もそんぐらいだったんだけど、あれ売れそうだわあ。」
大抜「十分売れとるし。でもオアシスってことはそういう昔の曲…昔って変ですけど、90年代ですけど」
清水「最近、なんだろう…去年は若い人たちの音楽をすごい…若い人たちって言うか、デビューしたてとかそういう音楽の人たちをすごい聴いてたんですけど、今は昔というか先輩の音楽を、海外編…今はそういうモードですね。何かあまり意識しちゃう。国内の音楽を聴くと」
大抜「ミュージシャンて曲作っている時とかね、そういうモード入った時もう、テレビも見ないし、音楽もできるだけ情報をシャットダウンしちゃうんですね。」
清水「結構、今特にそうですね。影響受けたくなくて、」
大抜「やっぱそうやってるんだ。」
清水「今…結構前ですけど、大分”鎖国”。鎖国じゃねえかオアシス聴いてるのに。その国内の人たちの音楽をあまり…でも街歩いてて聴こえてくるのはありなんですよ。ルール。それで気になったやつは聴きますけど。バンドはあんま聴いてないかな。ああごめんね。」
イチオシのバンドは?
大抜「17歳の”ゴリゴリJK”。目の前に。”ゴリゴリJK”お金が必要だって」
清水「まとまった金が必要なの?大丈夫?」
大抜「”依与吏さんに質問なんですが、冬に女の子がしてる時キュンキュンが止まらないような服装ってあるんでしょうか?”」
清水「服装??いや…似合ってればいいと思うけどなあ。あんまり寒そうな格好はしないでほしいですけどね。風邪をひいてしまいそうだから。だから”おしゃれは我慢だ”みたいな説がありますけど、できる限り体を冷やさない装備の方がホコホコしてるというかな?分かんないんすよファッションは全然。でもセーターもホコホコしてるといい。だからTシャツで来られてもちょっと「ん?」ってなりますよね。「買いに行くか?どした?」っていう新手のおねだりかなと思いますね。「ああ何かちょっと冷えるねえ」「お前今日3℃だよ」。で「しょうがない角の店に入りに行って買いに行こう」ってなりません?それはいいかもな。ダメだ」
大抜「風邪ひきますから、あったかい格好で。そして皆さんもぜひあったかい格好で熱いライブを楽しんでいただきたい。back numberと言えばですね、今年も年末FM802のロック大忘年会「RADIO CRAZY」に出てくれまーす。初日、12月28日になります。どうです?何度か出ていただいてますけど、大阪の年末の風物詩になりましたFM802のRADIO CRAZY、依与吏さんにとってはどんなイベントに捉えられてらっしゃいますか?」
清水「やっぱり年末、ここまで年末の時期に大阪でライブやれるなんて、ないじゃないですか?ほかに。なのでとにかく大事にしないと、ここでやらないとまた半年以上来れないことがよくある話なので、いいステージにしないと、とにかくその印象で年越されるわけじゃないですか?「依与吏さん、何かあそこテンパってたなあ」みたいな。感じの印象で年越したくないんで、なるべくカッコいい方向でとは思ってますけど。」
大抜「何かいろんなアーティストに年末インタビューすると、一番最後の締めだから後悔したくないんだっていう、思い残すことの無いようやりたいっていうんですけど、やっぱりそういう心理なのかな?」
清水「そういう言い方の方がカッコよかったんでそれでお願いします。”後悔したくないんだ!”」