民放FM101局共同制作、福山雅治&菅田将暉 の「WE LOVE RADIO!~ラジオだから話せることがある、ラジオだから出来ることがある」まとめ。
ゲストパーソナリティ:福山雅治 x 菅田将暉
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あの菅田将暉君よりも長くラジオ界で放送をしてる
福山:さて今夜は、僕ら二人のトークが全国の民放ラジオ101局、どのラジオステーションに合わせても声が聞こえていると。すごいことですねえ。改めましてですけど、自己紹介をお願いします。
菅田:あ、はい(笑い)。ラジオパーソナリティー歴はもうすぐ1年です。菅田将暉です、よろしくお願いします。
福山:ラジオパーソナリティー歴28年目。福山雅治でございます。菅田君、何歳になったんだっけ。
菅田:僕は25になりました。
福山:25。
菅田:はい。
福山:あの菅田将暉君よりも長くラジオ界で放送をしてるんだね僕も。
菅田:いやいや、すごいすね。僕が「ラジオを始めるんですよ」ってお会いして言った時に、福山さんが「出来るだけ長く続けて欲しい」っておっしゃってくださったじゃないですか。で「嬉しいなあ」と思いながら今日見たら、圧倒的に長いことやってるんだなあと思って。
福山:いやいや、まあ年だからね。
菅田:いやいやいやいや。
福山:菅田君もさあ、すさまじく忙しいから、正直夜中1時から3時っていうのはいくら成長期、いくら若いとはいえ結構しんどい時あると思うんですよ。
菅田:はい。
福山:で僕はね、思うんです。「疲れてるなら疲れてる、しんどいならしんどい。」っていうことも含めて共有するのが深夜放送だと思ってるので、むしろかえって疲れてるんだったら疲れてるまま「いや今日は疲れたわあ」っていう風に言ってくれる方が嬉しい気がするんだよねえ。でもう「、明日早いからホント申し訳ないけどみんなの手紙をただ読むだけにしたいけど、それでもいい?メールをただ読むだけでもいい?」みたいな。
菅田:言っちゃうってのもいいですね、確かに。
福山:ただ僕も長く続けてた理由ってのはそこだったんですよね。言っちゃう、言えちゃう空間・時間だったてのは大きかったですよねえ。
菅田:いやでもそれは俳優業だけの時間にはまず無かったんで。てかそもそも月曜の夜にラジオがあるってことにより、1週間の感覚とか時間とか場所の感覚みたいなものも役者業だけだとなかったりするんですよ。ある種僕的には規則正しくもなり。
福山:ホント?
菅田:そうやって愚痴ではないですけど、今の状態を喋れるみたいなところが表にはなかったので、それはホント一番ありがたいことなんですよ。
菅田将暉の覚悟が感動的だ
福山:それでね、たくさん聞いていきたいことがあってね、僕はね菅田君がラジオをやることもビックリしたし、あと歌を歌うってことをするのもビックリした。
菅田:はい、いやそうですよね。僕もビックリしました(笑い)。
福山:お芝居があります。そしてCMにも出演させていただいて、そしてラジオにも出演させていただいて、そして歌もやる。「ちょっと俺の領域の仕事取らないで」って思いながらも、思いながらもでも年齢も違うから、食い合う、つぶしあうみたいなことはないだろうなと思いながらも、僕はね菅田君のこの初めて出会ってから2年とか3年近くたつのかな?を見て、すごく感動的なんですよ。この生き方っていうの。菅田将暉は、「1回とにかく俺の人生、来るのも全部引き受けたろう」っていうその覚悟が感動的なんですよ。
菅田:いやホントありがたいことっすけどね。そもそもいろんなことやりたいなとも思ってたんですけど、いやあでも幸せだなと思います。こんな、みんながいろんな可能性を感じてくれたわけじゃないですか。そうやって手を差し伸べてくださる。だったら「じゃあ、お願いします。」って言うしかないかなあと思いますけど。そういうことって若い時の方が多かったですか?
福山:あ、俺が?
菅田:はい。何かその危機感がちょっとあるんですよ。
福山:うん?どういうこと?
菅田:何か…だんだん経験していくと新しいもの、初めましてのものが減ってくじゃないですか。
福山:はいはいはい。減る減る減る。
菅田:もちろんそうだと思うんですけど、そうなってくるとどっか物足んなくなりそうな感じもするっていうか。
福山:秋元康さんが「年を取ると初体験は自分で作るしかない」。だから若い時っていうのはいろいろ与えてもらえる環境っていうのはあるし、ま社会っていうのは基本的にそういう風になっている。やっぱ年取っていくと基本的にはなかなか与えてもらえる機会って減っていくので
菅田:なるほどなるほど。でもその分多分アレっすよね。若い時にいろいろとやったからこそ今作れるっていうもの、ありますよね。
福山:そうだね。
菅田:その合間にバーベル持ち上げて、100キロ目指したりするわけじゃないですか。
福山:そうすね。
菅田:(笑い)。俺あれ聞いた時度肝抜かれましたもん。福山さん更にどこまで目指してんだろうなって思って。
福山:誰からも求められてないんですよ、しかもそれは。ファンの方からも「もうやめて欲しい」と。
菅田:(笑い)。あ、そうなんですか。そうなんですね。だけど関係ないですねそれは。
福山:そうね、僕にとっては過去の自分に勝ちたい。この1点だけですね。
菅田:共演した時に僕個人的に感動したのがそこだったんですよ。
福山:そこだったの?(笑い)。
菅田:いや、すいませんね。もっとあるんですけど、その姿がすごい感動した。
福山:ありがとうございます。あの、今日は菅田君のいろんなヒト、人間が詰まったアルバム「PLAY」。1stアルバム、3月21日。
菅田:ありがとうございます。
福山:この中からですね、なんとこの曲はこの101曲の特番で初オンエアとなるという。
菅田:そうですね。
福山:これ、作詞作曲でしょ?
菅田:そうです。初めてやりました。
福山:じゃあ、ご紹介お願いします。
菅田:菅田将暉で「ゆらゆら」。
MUSIC:菅田将暉「ゆらゆら」
- ゆらゆら
菅田 将暉
J-Pop
福山:この曲もそうですけど、アルバム聴かせていただきました。
菅田:ええ?ホントですか?
福山:やっぱりアルバムジャケットもそうだけども、”菅田将暉”の感性っていうものが随所に散りばめられながら、更に”菅田将暉”という感性でこのアルバム全体をラッピングしてあるので、まぎれもなく”菅田将暉”が作ったものっていうのが分かりますよ。と僕は思ってる。
菅田:でもなんか…そうすねえ。自分の言葉って表にこんな出していいのかなっていう感じで。ありましたよ。
福山:聞きたい。もっともっと聞きたい。
菅田:(笑い)。
福山:だってちょっと歌詞を読むと「あれ?ちょっと菅田君大丈夫?ストレス?大丈夫?」みたいなことも、そこももっと聞きたい。
菅田:いや、ホント何曲かぶつけまくってるだけだったりするんですよ。
福山:それがすごく僕はいいと思う。もし、僕が菅田君の1stアルバムに一つだけ注文を付けるとするならば。
菅田:はい、お願いします。
福山:あまーいの、聴きたい。
菅田:(笑い)。分かりました。
福山:甘いの。
菅田:甘いやつ、そうすね。逃げずにやってみます。
3月21日と言えば
菅田:実は今日、3月21日に僕はアルバムをリリースさせていただくんですけれども。今日は福山さんにとっても大事な一日ということで。
福山:そうなんですよ。とても大事な一日で、僕をいつも応援してくださってるファンの方々にとっては、1990年の3月21日が僕の音楽デビューの日なんですよ。”追憶の雨の中”という。応援してくださるファンのあなたのおかげでライブの定番曲として育てていただいた、とても大切な曲になっている。ちなみに菅田君のミュージシャンとしてはデビュー2年目。
菅田:そうですね。
福山:2017年の1月24日、グリーンボーイズ。これはあれでしょ?GREEEENの。
菅田:そうですね。映画をきっかけに出しましたね。
福山:オリコン初登場4位。おめでとうございます。
菅田:ああ、ありがとうございます。
福山:ちなみに私、福山雅治もデビュー、”追憶の雨の中”。オリコン、測定不能。いや、調べたんですよ。どうだったのかなあと思って調べたら、測定不能…。
菅田:(笑い)ちゃんと調べても。
福山:調べても。
菅田:そうなんですね。
福山:全く売れなかったですね。
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