どうもです。2月になりました。暦の上では”春”ということですが、季節はまだまだ冬。しかもまーた最強寒波到来とか言われてますね。ホントでかけるのに一苦労するのは当分続きそうですね。一方の音楽シーンでは、早くも夏のイベントのラインナップが発表されています。今年のサマーソニックはベックとノエルギャラガーをヘッドライナーに迎え、さらにチャンスザラッパーだ、マシュメロだ、アレッシアカーラだ、ショーンメンデスだ、ジョージャスミスだジェスグリンだ、さらにST.VINCENTにPALE WAVESにREX ORANGE COUNTYにIAMDDBにPORTUGAL. THE MANと知名度抜群の旬なアーティストから生きのいいネクストブレイクなアーティストまで名を連ね、近年でもかなりすごいメンツが揃ったと巷では言われています。今週9日にはこちらも夏の最高峰、フジロックの出演アーティストも発表されるということでまた盛り上がりそうですね。
それでは先週のチャートから紹介していきましょう。先週大激戦と銘打った通り、TOP5はハイレベルな結果になりました。
Contents
先週のチャート
- LW:035180→7230pt
- シグナル
WANIMA
ロック
- LW:073900→7150pt
- ドラえもん
星野源
J-Pop
- LW:126440pt
- 君の瞳に恋してない
UNISON SQUARE GARDEN
J-Pop
- LW:016640→6030pt
- 瞬き
back number
J-Pop
- LW:025570→5940pt
- Finesse (Remix) feat. Cardi B
Bruno Mars
R&B/ソウル
- LW:083680pt→4520pt
- Never Be the Same
Camila Cabello
ポップ
- LW:33圏外→4480pt
- here comes my love
Mr.Children
J-Pop
- LW:093600→4120pt
- いいのに
sumika
J-Pop
- LW:14圏外→3940pt
- フカンショウ
パノラマパナマタウン
オルタナティブ
- LW:064060→3900pt
- Shape of Youエド・シーラン
ブルーノがポイントを上げても5位に、V6バクナンが6000ポイント台キープでも4位に後退と大荒れの展開に。そんな中WANIMAが3週目での1位ゲットです。これで「ともに」「やってみよう」の最高位2位を更新し、初の1位獲得となりました。ですが2位との差はわずか80ポイントでしたね。先週から入ったデジタルセールスが無ければこれ、「ドラえもん」が1位だった可能性がありました。危なかったあ。そういう意味でもWANIMA「THANX」でしたよ。
ツイッターでも触れたんですが、映画公開も曲のリリースもまだ1か月も先の曲をなんで今から異常な数オンエアする必要があるんでしょうか?しかもプロモーションで来ているとかそういうのもないわけですし。何か裏があるんじゃないかとか星野氏とべったりなんじゃないかとかそんなことを考えさせてしまうような意味不明な大量オンエアはホントやめてほしい。これじゃデジタルセールスとかアルバムセールスの意味がなくなり、操作されたオンエア(あと決まったアーティスト)だけで1位が決まってしまう。チャートの価値とは何なのかと思いますよ。
先週のTOP10入りは前回も触れたユニゾン、ミスチルに加え1月のヘビロだったパノラマパナマタウンも入ってきました。神戸大学で結成された4人組オルタナティブロックバンド。タイトルは”不感”、”俯瞰”、それに”ほっといてくれ”という歌詞にもある”不干渉”という3つの意味が込められているようですね。
ドドドドドドドドド、どうなってるの?
では今週のオンエアの傾向です。先日ツイッターで画像をアップしてまで「オンエアし過ぎやろ」と批判した「ドラえもん」、その効果あってかめっきり減りました。28回から19回に。いかに今までが意味不明な大量オンエアだったかが分かると思います。しかしながらこれでもヘビロ、キャンペーンソング以外では最もオンエアされています。そういえばノースウェーブとJ-WAVEのHOT100でもTOP5に入ってきていますね。JFLがらみで何か1位にしようという働きかけがあるんでしょうかね?ペースが落ちている分、ポイントの上積みは厳しそうですね。
これに続くのがアルバムも依然好調なユニゾンの「君の瞳に恋してない」が17回。こちらはツアー終了でROCK KIDSなど各々番組でのプロモーション出演も盛んにおこなわれています。まだまだポイントを伸ばせそうです。明日ですかね、BIG CATでライブイベントが開催されます。どんな曲をやるんでしょうか?
さらに先週ついに1位にのぼりつめたWANIMA「シグナル」は16回。オンエアは好調ですが、こちらはデジタルとアルバムセールスが下降中。ポイントは下がってしまうか?また、ブルーノマーズ「FINESSE(REMIX)」は14回。グラミー賞最優秀レコードの「24K MAGIC」が4回、最優秀歌曲の「THAT’S WHAT I LIKE」が6回とオンエアが若干割れました。デジタルはグラミー効果で上昇。まだポイントの上積みが見込めます。
上位陣のオンエアです。4位バクナンは9回、デジタルも下降しておりここからポイントダウンが続きそうです。6位カミラカベロ「Never Be The Same」、9位パノラマパナマタウン「フカンショウ」はヘビロ期間終了でそれぞれ18回、16回。なお、カミラは37位に上がってきた「HAVANA」がオンエア3回。来日でデジタルが急上昇しており、TOP20再浮上もありそうですね。ていうか、802以外では先週1位でしたよ。以下7位ミスチル「here comes my love」は9回、8位SUMIKA「いいのに」は7回、10位のエドシーラン「SHAPE OF YOU」は6回となっています。TOP10入り50週まであと3週のエドちゃん。キープなるでしょうか?
今週の注目曲
では注目曲です。今回は悪い意味での注目曲ですね。先週38位のこの曲を。
ドコモのライバルキャリアのCMに使われてるyonige「笑おう」なんですが、笑えないくらいひどい。ひどすぎる、このレベルで配信リリースできちゃうのかよ、と言えるほどまれにみるクソ曲ですね。メロスが聴いたら激怒しそう。「日本の音楽やんぬるかな」って。殴りたくなるような曲です。あんまりブログでここまで言うことないんですけど。
2017年にリリースされたWANIMA「やってみよう」に次ぐシリーズもので、しかもこれ、かの有名な「聖者の行進」のカバーなんですよ。しかし、そう言われないと分からないくらいぐっちゃぐちゃに別物。明るくもメロウにもなりそうな原曲のメロディを全部取って、余計なメロディを入れた、まさに劣化カバーものになってしまいました。原曲聴いてんのこれ?あとyonigeといえば、私小説的な世界を描いた文学性のある歌詞を魅力に上げる人が多い(はず)。それがこの曲には全くないんですよね。「笑おう」なんて言葉、yonigeの作風のある意味対極にあるもので違和感ありまくり。
去年のWANIMAの場合も童謡「ピクニック」のカバーでしたが、中盤から後半部分にかけてが原曲と違う展開で、曲の最初はほぼ原曲通り、ネタが分かるアレンジでした。更に「やってみよう」の歌詞の世界はWANIMAの曲にも出てきそうですからね。多分作詞もWANIMAが手掛けたと勘違いしている人も多いことでしょう。つまりそれくらいWANIMAの時はあらゆる面でハマったわけです。ところが、それに味をしめてしまったCMプランナーが2匹目のドジョウを求めてyonigeを指名したのが間違いだった、ということです。802は曲よりアーティスト推しなので仕方ないですが、yonigeだからとか某CMだからとかいう理由だけでこの曲を推すのはナンセンス。たとえ好きなアーティストでもハマってないものはハマってないとはっきり言うべきでしょう。まあそれでもTOP20入りしちゃうけどね。
ということで、1位になるまではブルーノマーズを1位指名しますよ。グラミー賞効果でデジタルも上がってますし、WANIMAがポイントを落としそうな分、逆転はあるかなと思います。あとはツアー直後にイベントやらプロモやらで積極的に出まくっているユニゾン辺りにも1位取ってもらいたいですね。来阪プロモもやってないし、リリース1か月前なのに謎の大量オンエア状態の「ドラえもん」に1位取られちゃったら…ね。
- TOP3見解
- BRUNO MARS FEAT. CARDI B「FINESSE (REMIX)」
- UNISON SQUARE GARDEN「君の瞳に恋してない」
- WANIMA「シグナル」