どうもです。ここでは10回連続でOSAKAN HOT 100の2017年間チャート100曲を全紹介してまいります。いよいよ今回はTOP20、20位から11位までの紹介です。今回からはポイントも合わせて発表します。なお、以下のブログでも全曲紹介していますのでぜひ参考になさってください。
集計期間は2016年12月18日から12月17日までの53週分です。ここに記載されているBEST RANK(最高位)とON CHART(チャート滞在週)は集計期間内での記録となっております。果たしてチャートインした609曲の頂点に立つのは?
Contents
- 20位「1987」スピッツ(61550pt)
- 19位「HAPPY」三代目J SOUL BROTHERS FROM EXILE TRIBE(63920pt)
- 18位「打上花火」DAOKO × 米津玄師(65420pt)
- 17位「BLACK MEMORY」THE ORAL CIGARETTES(66440pt)
- 16位「FEELS FEAT. PHARRELL WILLIAMS, KATY PERRY & BIG SEAN」CALVIN HARRIS(69590pt)
- 15位「GOOD LIFE」G-EAZY & KEHLANI(70310pt)
- 14位「ハッピーエンド」BACK NUMBER(72530pt)
- 13位「サイハテアイニ」RADWIMPS(75730pt)
- 12位「TOKYO GIRL」PERFUME(77850pt)
- 11位「SOMETHING JUST LIKE THIS」THE CHAINSMOKERS & COLDPLAY(82970pt)
20位「1987」スピッツ(61550pt)
シングルコレクション「CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-」に収録された新曲の一つ。こちらは30年前をタイトルにしたパンクロックチューン。泥臭いバンドサウンドもいいものですね。802ではこれと連動した企画「CYCLE HIT川柳」なるものをそれぞれの番組で展開していたため、裏ヘビロ状態のオンエアを稼いでいました。初登場で5位、アルバムセールスが加算された2週目でぶっちぎりの1位を取り、その貯金で3週連続で1位を獲得。
19位「HAPPY」三代目J SOUL BROTHERS FROM EXILE TRIBE(63920pt)
ベストアルバム「THE JSB WORLD」の先行シングルとなったナンバー。アルバムセールス、デジタルセールスともに絶好調だったものの、肝心のオンエアがその時になぜか伸びなかった。正直4月はエドちゃんとの一騎打ちだと思っていたのに、結局3月に記録した3位が最高位に。TOP10入りは8回だったんですけどね。オンエアの忖度はなかったようです。なお、JSBは最新シングル「J.S.B. HAPPINESS」がリリース中。そして来年夏前に2年ぶりのオリジナルアルバム「FUTURE」をリリースしますね。
18位「打上花火」DAOKO × 米津玄師(65420pt)
映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」主題歌にして、MVの再生回数8800万回を突破。さまざまなニコ動系アーティストがカバーしたりするなどのムーブメントを呼んでますが…何回も言うけど絶対水と油のコラボだって。合ってないと叫びたい。802では初登場で29位。その後2週目で2位に上がり、3週目で独走状態だった福耳を抜き1位に。1週置いて再び1位にカムバックしました。TOP10入りは7回ですが、デジタルセールスがあまりにも安定しているためまだまだTOP50近辺で粘りそうですね。最新情報としてはDAOKOはアルバム「THANK YOU BLUE」が20日にリリース。米津さんは2018年、初のドラマ主題歌を担当することが決まっています。
17位「BLACK MEMORY」THE ORAL CIGARETTES(66440pt)
今年は映画関係の曲が大ヒットした年でもありましたが、その一つがこの曲。映画「亜人」主題歌として起用されました。ドラムソロで始まるイントロや「ゲ、ゲリロン」なコーラスや「ブラッメモーリー」的なサビ前のフレーズなどネタが多すぎる1曲でもあります。もともと比較的オンエアが多めでチャートイン7週目くらいまではTOP20前後でうろつく状態だったのですが、9月下旬からオンエアが大幅に増え、裏ヘビロに近い状態に。10月1日付で自己最高位タイの5位に上がり、翌週のチャートでついに1位をゲッゲリロン。3週間1位をキープしました。そして何と言っても「RADIO CRAZY」参加決定ですよ。まだまだオンエアキープしそうですね。
16位「FEELS FEAT. PHARRELL WILLIAMS, KATY PERRY & BIG SEAN」CALVIN HARRIS(69590pt)
- Feels (feat. Pharrell Williams, Katy Perry & Big Sean)
Calvin Harris
ダンス
ENTRY DATE(2017.7.2-)
BEST RANK(2)
ON CHART(25)
「SLIDE」でまさかの脱EDM路線に舵を切ったカルヴィンハリス。その第1弾の集大成となったのがアルバム「Funk Wav Bounces Vol. 1」。タイトル通りファンクやディスコといったブラックミュージック主体のトラックで攻めてきました。先行シングルとなったこの曲もゆるいスカテイストなファンクでさぞかしサマソニでやってくれたら…と思ったら、なぜかサマソニではEDMメインの選曲であえなくやらなかったと。そのせいか802ではTOP10入り9回中2位2回、3位4回を記録も1位まではわずかに届かず。でこのアルバムに収録されていた「FAKING IT」、カルヴィンはプレイしませんでしたが、ボーカルを取ったこの人はサマソニで歌いました。
15位「GOOD LIFE」G-EAZY & KEHLANI(70310pt)
映画「ワイルドスピード アイスブレイク」のサントラ曲。前作の映画で使われた「SEE YOU AGAIN」はレクイエム的な曲でもあり、沁みる曲でしたが、この曲は”人生を楽しもう”というゆるい感じの曲ですね。G-EAZY、KEHLANIともに今年のサマソニに出演。でどちらのステージでもそれぞれのソロでこの曲を演奏しました。そしてカルヴィンが最新アルバムの曲を「SLIDE」以外やらない代わりにKEHLANIが「FAKING IT」を自分のステージでパフォーマンスしましたね。802では4週目にTOP10入り。7月2日付では1位に20ポイント差まで迫る2位に。その後はデジタルセールスが安定しており、TOP50近辺での推移で年間もこの位置に入りました。なのにホームページではG-イージーのスペルがいまだに”EASY”になっている。”EAZY”が正しいのでお間違えの無いように。
14位「ハッピーエンド」BACK NUMBER(72530pt)
映画「ぼくは明日、昨日の君とデートする」主題歌。チャートイン5週目でTOP10入り。年をまたいでTOP10をキープし、ベストアルバム「アンコール」がリリースされてからはさらに上昇。今年1月15日に12週目で1位を獲得しました。back numberと言えば今年の「RADIO CRAZY」出演ですよ。またこのタイミングで新曲「瞬き」もリリースになりましたね。これも映画主題歌で、しかもプロデュースはまたしてもコバタケ。大ヒット間違いないでしょうが、またまたバラードですよ。若干食傷気味ですね。しかも、曲調がミスチルの「NOT FOUND」そのものですからね。デジャヴュ感は否めません。
13位「サイハテアイニ」RADWIMPS(75730pt)
去年は「前前前世」が年間チャートNo.1に輝いたRADWIMPS。アルバム「人間開花」を経て今年の5月にリリースされた20枚目のシングル。清涼飲料水のCMソングに使われたこの曲は何となしに「前前前世」をほうふつとさせる疾走感あふれる爽やかなロックチューンでしたね。で、このシングル、「洗脳」との両A面で出されたものの、「洗脳」は全くと言っていいほどオンエアされず、この曲にオンエアは集中。5月7日付で13位に初登場、翌週には早くも3位。5週目の6月4日付から3週連続で1位を獲得しました。8週間TOP10に居座り、その後もねばって30週チャートインもわずかに年間TOP10には及ばず。最新情報としては2018年2月21日に新曲「Mountain Top / Shape Of Miracle」をリリースすることが決定。日中合作映画「空海―KU-KAI―」の主題歌と、そのイメージソングということでかなり注目されそうですね。
12位「TOKYO GIRL」PERFUME(77850pt)
ドラマ「東京タラレバ娘」主題歌。1月29日に初登場22位、3週目でTOP10入り。その後裏ヘビロ状態だったオンエアに加え、好調なデジタルセールスが加算された2月26日付から2週連続で1位を獲得。「リクエステージ」の常連アーティストなだけにオンエアでの忖度は大きかったですね。で、「タラレバ娘」と言えば30歳間近の女性3人の友情を描いた作品(見たことないからよく分からん)ですが、802では鬼頭由芽さんも今年9月に30歳を迎えられました。いろんな記事で「結婚してもママになってもDJを続ける」みたいなことを書いてますが、現実「タラレバ娘」状態みたいですね。この作品、そんな鬼頭さんの愛読書になってるようです。なお、PERFUMEは2018年春に新曲「無限未来」をリリース予定。映画「ちはやふる -結び-」の主題歌に起用されるようです。8週連続1位の「FLASH」の再現となるのか。今からDJオチケンあたりがかけまくるのが想像できてしまいます。
11位「SOMETHING JUST LIKE THIS」THE CHAINSMOKERS & COLDPLAY(82970pt)
- Something Just Like This
The Chainsmokers & COLDPLAY
ダンス
ENTRY DATE(2017.3.5-10.15)
BEST RANK(1)
ON CHART(33)
去年8月に「DON’T LET ME DOWN」がヘビーローテーションに選ばれたチェインスモーカーズ。以降キラーチューンの「CLOSER」や「PARIS」など立て続けにヒット曲を連発。そんな彼らが満を持してリリースした1stフルアルバム「Memories… Do Not Open」からのリードシングル。ロックバンド、コールドプレイとのコラボによるロックとEDMの融合曲になっています。まあコールドプレイは過去にアヴィーチーともコラボしてますからね、相性がいいのは分かりきったことですが。上半期の注目作品ともあって、チャートイン4週目でTOP10入りも7週目あたりまではTOP10前後を行ったり来たりでした。アルバムがリリースされた4月中旬からチャートを上げて、9週目の4月30日付で1位を獲得。ただオンエアがここで止まってしまい、1位はこの1回のみ。TOP3には3週、TOP10入り6週と思いのほか上位には入りきらなかった感じ。TOP20陥落後にデジタルセールスとアルバムセールスでTOP50近辺で粘り通算では33週と比較的長くエントリーしていました。動画の方はコールドプレイが東京ドームでライブを行った時のバージョン。さすがにドラムが生音だったり、全体的にバンドサウンドに仕上がっていますね。
以上が20位から11位までの紹介でした。次回はいよいよTOP10。エドシーラン「SHAPE OF YOU」か、星野源「恋」か?2強を脅かす曲はあるのか?