どうもです。今回は久々に趣向を変えまして、1アーティストをピックアップして、そのアーティストがこれまでOSAKAN HOT 100にどのようにチャートインしたかを見ることで、当時を懐かしんだり、ブレイクのきっかけを知ったり、はたまた今後のチャートの傾向にも役立てようという企画です。第1弾ではBruno Marsを取り上げました。
今回はもはやチャート界の帝王となった、サザンオールスターズをピックアップしてみました。
青山学院大学の学生メンバーで結成されたサザンは1978年に「勝手にシンドバッド」でデビュー。そこから40年、幾度の活動休止期間を経ながらも現在に至るまで名曲、ヒット曲を連発する国民的ロックバンドであります。
この8月にはプレミアムアルバムと銘打った「海のOh, Yeah!!」がリリース。20年前に出されたベストアルバム「海のYeah!!」の続編に当たるアルバムになっています。8月5日のOSAKAN HOT 100では収録曲「壮年JUMP」が3位につけており、今後の動向が非常に注目されております。
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チャートイン楽曲一覧
こちらは当ブログのデータベースでまとめたサザンオールスターズと桑田佳祐ソロのチャートイン楽曲一覧です。色で囲っているのがサザンオールスターズの楽曲となります。
これを見ると無期限活動休止を発表した「I AM YOUR SINGER」以降、サザン・桑田両方で1位を取りまくっていることがよく分かるのではないでしょうか。
まず桑田佳祐ソロではこの10年間で21曲がチャートイン。うち7曲が1位となっています。その前までは2001年に「波乗りジョニー」が1位となったのみですが、この10年でガラリと変わりましたねえ。最近ではアルバム「がらくた」収録曲4曲が連続で1位を獲得。アルバムのリード曲で、非シングル曲の「若い広場」と「オアシスと果樹園」がどちらも1位を獲るという珍現象もありました。
そしてサザンオールスターズは活動休止期間がありながらこの10年間で9曲がチャートイン。うち半数以上の5曲が1位となっています。しかも「壮年JUMP」も3位につけていますからね。
でサザン・桑田両方に言えるのですが、この10年間で1位を獲っていない曲はいずれも「リード曲以外にもアルバムの収録曲が多数入った」「トリプルA面などで同時チャートインして票割れを起こした」といった、普通はチャートインしない、メイン曲以外が入ったことによるものが大半ですね。
つまりシングルA面曲とアルバムリード曲に限って言うとサザンは「I AM YOUR SINGER」から「ピースとハイライト」、からの「東京VICTORY」、アルバム「葡萄」のリード曲「アロエ」、今年の配信シングル「闘う戦士たちへ愛を込めて」とこの10年で出したすべてのシングル、アルバムで1位になる曲が出ていることになります。となると「海のOh, Yeah!!」のリード曲になる「壮年JUMP」も…ということになるんでしょうか。
まあなんせまた802の局挙げてのサザン企画を行っており、それでオンエアがけた違いに上がっています。どうぞ1位を獲ってくださいと言わんばかりの待遇です。ただでさえアルバムのセールスがえげつないことになるのにそこまでオンエアするもんなの?と言いたくもなりますね。巷で話題の「奈良ルール」ならぬ「サザンルール」がFM内にあるんでしょうか…。なんちゃって。
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