2024年のJリーグが2月23日に開幕しました。さすがに開幕戦はラジオ各局でも力を入れるため、生中継をするところがあります。特にサンフレッチェ広島は新しいホームスタジアムとなった、エディオンピースウイング広島で2024年初戦を迎えることとなり、中継の前後にスタジアムからの生中継を入れた総時間5時間の特番体制を取っていました。
今回は2024年Jリーグ開幕を中継したSBSラジオ、KBCラジオ、RCCラジオの各局スポンサーを調査しました。
なお前回調査した2023年シーズンの最終戦のスポンサーはこちらからご覧いただけます。
Contents
SBSスポーツスペシャルJ1リーグ第1節「ジュビロ磐田 VS ヴィッセル神戸」
SBSではジュビロ磐田の開幕戦をホームスタジアムのヤマハスタジアムから13時に生中継。サッカー王国静岡のチームで、かつてJ1で3回優勝したことのある名門も、近年はJ2降格とJ1復帰が繰り返され、2024年は再度J1に復帰の年となりました。昨年J1王者となったヴィッセル神戸を迎えての一戦は…まあ、このところの勢いの差が出てしまったのでしょうかね…
番組スポンサー
- ヤマハ発動機
CM構成(特注ない限り20秒)
- 13:00:40
- ヤマハ発動機エコパハウス(0’10”)磐田東高校中村建設(0’10”)
- 13:50:49
- エコパハウス(0’10”)ヤマハ発動機SBS静岡健康増進センター磐田東高校中村建設(0’10”)
- 13:54:23
- 磐田東高校ヤマハ発動機SBS静岡健康増進センター
- 14:01:35
- ヤマハ発動機SBS静岡健康増進センターふじのくに地域・大学コンソーシアム浜名梱包引越センター
CM秒数(スポットCM除く)
- 1’20”
- ヤマハ発動機
CMの入るタイミングは試合開始前のオープニングとハーフタイムの3回ないし4回で後半のキックオフからエンディングまでCMは流れません。これは後述するRCCとKBCでも同様です。それにしてもスポンサーがジュビロの株主でありスタジアムのネーミングライツも取得しているヤマハ発動機だけってのが寂しいですね。中村建設とエコパハウスの10秒CMはジュビロの優勝を応援するメッセージものでしたが、むしろJ1残留に期待する方が先じゃないのかと思ったのは私だけでしょうか?
KBCラジオ「サッカーJ1リーグシーズン開幕戦中継 アビスパ福岡 VS 北海道コンサドーレ札幌」
2023年シーズンは過去最高の7位に入る躍進を見せたアビスパ福岡はホームのベスト電器スタジアムで北海道コンサドーレ札幌を迎えての初戦。解説にアビスパOBの田邉草民氏、スペシャルゲストにはサッカー通として知られる小柳ルミ子を迎えた年1のスペシャルな布陣で放送されました。
番組スポンサー
- 花と緑のイトキュー
- 男たちの美容外科
- 焼肉 うどん 味の街 ウエスト
- 自立した社会人の育成を目指す総合学習塾 英進館
- 不動産取引のベストパートナー 株式会社M
- 千里屋
- 日刊スポーツ
- 居酒屋 まる家 西中洲 まるや 善太(前クレのみ)
- アビスパ福岡熱烈応援 ダイニングバー バーモス博多(後クレのみ)
- LINEヤフー
- 博多もつ鍋おおやま
CM構成(特注ない限り20秒)
- 13:56:06
- イトキューウエスト英進館まるや
- 14:55:56
- イトキューバーモス博多
- 15:07:27
- 株式会社Mイトキュー
CM秒数
- 1’00”
- イトキュー
- 0’20”
- ウエスト、英進館、株式会社M、バーモス博多、まるや
- 提供読みのみ
- 男たちの美容外科、千里屋、日刊スポーツ、LINEヤフー、博多もつ鍋おおやま
CMが3回で計2分20秒しか放送されていないので半分以上のスポンサーが提供読みのみということになりました。ちなみに2023年の最終戦はスポンサーが13社でCM秒数は5分40秒だったので今回は若干勢いが少なかったようです。
RCCラジオ「Jリーグ開幕戦実況中継 サンフレッチェ広島 VS 浦和レッズ」
新スタジアムとなるエディオンピースウイング広島で開幕戦を迎えた昨シーズン3位のサンフレッチェ広島は昨シーズン4位、今年は大型補強を行った浦和レッズを迎えての強豪対決となりました。RCCラジオではこの試合の模様はもちろん、試合前の12時から13時50分までと試合後の16時10分から17時までの2パートで特別番組「シン・スタジアム開業記念特別番組 サンフレッチェ広島 2024開幕戦 シン・ぶちあつ」を新スタジアムの魅力や試合前、試合後のサンフレッチェ選手の声、サポーターへのインタビューも交えて放送されました。
「シン・ぶちあつ」番組スポンサー
- 中国新聞社
- 桐葉菓のやまだ屋
- フレスタ
- 広島オイスターの政之助商店
- もみじ饅頭のにしき堂
試合本編スポンサー
- 中国新聞社
- 広島駅弁当グループ
- 出雲建設
- もみじ饅頭のにしき堂
- 広島県信用組合
- ラインネット広島
- エディオン
「シン・ぶちあつ」CM構成(特注ない限り20秒)
- 12:15:31
- 中国新聞社やまだ屋広島三菱自動車本田春荘商店
- 12:36:57
- フレスタ政之助商店にしき堂本田春荘商店広島三菱自動車
- 12:49:45
- やまだ屋中国新聞社長谷工コミュニティ西日本
- 13:04:52
- 政之助商店にしき堂フレスタ長谷工コミュニティ西日本
- 13:13:01
中国新聞社やまだ屋イースト駅前クリニック
- 13:25:27
- 楠原壜罐詰工業(インフォマーシャル、1’20”)
- 13:34:54
- にしき堂フレスタ政之助商店イースト駅前クリニック
試合本編のCM構成(特注ない限り20秒)
- 13:51:00
- 広島県信用組合にしき堂出雲建設
- 14:57:18
- 中国新聞社ラインネット広島広島駅弁当グループエディオンにしき堂
- 15:08:57
- 広島駅弁当グループ出雲建設中国新聞社ラインネット広島広島県信用組合エディオン
「シン・ぶちあつ」CM秒数(スポットCM除く)
- 1’00”
- 中国新聞社、やまだ屋、フレスタ、政之助商店、にしき堂
試合本編CM秒数
- 0’40”
- 中国新聞社、広島駅弁当グループ、出雲建設、にしき堂、広島県信用組合、ラインネット広島、エディオン
試合後の「シン・ぶちあつ」はCMを入れずに放送。通常「おひるーなフライデー」内の16時台に入っているネットワークセールス枠のCM(他局で言うところの「あなたにハッピーメロディ」内のCM)は番組終了直後に流れました。
まとめ
CMを入れるタイミングそのものが少ないこともあるのですが、さすがにドル箱の野球と比較してみてもスポンサーは全体的に控えめになっていました。ましてサッカーは中継数も多くないですし、盛り上がりという点でも野球ほど…という感じにはなっていますが、各々チームの活躍で少しでもサッカー中継やスポンサーの増加につながることに期待しましょう。