どうもです。今回も早速オンエアの傾向を見ていきます。
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上位陣のオンエア傾向
さて、今週最も多くオンエアされた曲、何だか分かりますか?邦楽ヘビーローテーションになっているSunrise In My Attache Case「Tell Me Why」だろうと思った方、違います(39回)。じゃあ洋楽ヘビロのJorja Smith「Blue Lights」だと思った方、それも違います(37回)。え?ヘビロ2曲をしのぐオンエアをされた曲があったの?
それがクリープハイプ「栞」。あの「栞」です。今年のACCESS!キャンペーンソングに起用され、2か月間流れまくったRADIO BESTSELLERSの「栞」。これの尾崎世界観率いるクリープハイプのセルフカバーバージョンです。7/2から8日間、802独占オンエアということでかかりまくったかかりまくった、その数40回。9月にリリースされるアルバムに収録される予定ということですが、それにしてもセルフカバーにしても、こういうパターンで先に独占オンエアなんて今までに無かったですからね。斬新というかなんというか。果たしてラジオ発のムーブメントとなるのか。それとも…。
ではチャート上位陣のオンエア数です。先週1位Suchmos「VOLT-AGE」は12回、一方2位サザンオールスターズ「闘う戦士たちへ愛を込めて」は5回、3位宇多田ヒカル「初恋」は6回となっています。Suchmosはオンエアは依然上位ながら他のポイントがじり貧、逆にサザンと宇多田はデジタルセールスがそれぞれ総合5位と3位、更に宇多田のアルバムもアルバムポイント最上位なのですが、オンエアが伸びていない感じですね。
以下4位GENERATIONS from EXILE TRIBE「F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS」が11回、5位THE ORAL CIGARETTES「容姿端麗な嘘」が4回、6位DEAN FUJIOKA「Echo」が5回、7位RADWIMPS「カタルシスト」が7回、8位藤原さくら「Sunny Day」が10回、9位Official髭男dism「ノーダウト」が8回、10位sumika「フィクション」が6回と全体的にオンエアが上がっていません。なんせ「VOLT-AGE」以上のオンエアを記録していたのが他にはあいみょんの「マリーゴールド」ぐらいしかなく、「栞」独占オンエアの影響をもろに受けまくった形となりました。
洋楽勢
さて4週連続でTOP10入りが0曲となっている洋楽勢ですが、先週12位にジャンプアップしたPaul McCartney「Come On To Me」が今週は3回とオンエアが止まりました。これではTOP10入り難しいかもしれません。あとはポスト・マローンはヘビロ期間終了。20位のTWICE「I WANT YOU BACK」が6回、21位のAriana Grande「No Tears Left To Cry」が1回となっています。Paul McCartney次第ですが今週も「OSAKAN J-HITS TOP10」の状況が変わりないのかどうか…。
そんな中、アルバム「Man Of The Woods」以来半年ぶりの新曲をリリースしたJUSTIN TIMBERLAKE「Soulmate」がオンエア解禁から好スタートを切っています。サマーアンセムになれる1曲という触れ込みですが、アルバム「Man Of The Woods」が微妙な評価になってしまっただけに、ここで名誉挽回となるのかどうか。正直「FILTHY」は上半期チャートTOP10に入ってなきゃいけなかったんだぞ。
NEXT:洋楽TOP10入りのカギを握るこの曲。