どうもです。FM802「OSAKAN HOT 100」の過去チャートを振り返る新シリーズ。今回は2002/06/02付のチャートを振り返ります。17年前のこの時期にヒットしていたのが何かを知りたいあなた、ぜひご覧ください。
さて、明日更新予定の今週6/2付のチャート展望の前に、同じ”6/2″付のチャートを紐解いていくと、こんな曲がヒットしていたんだという懐かしい思いと新たな出会いに気づくものです。今回は”6月2日”が日曜日だった2002年、今から17年前の同じ日のチャートを振り返ってみます。
Contents
2002年6月の出来事
2002年はスポーツの大型イベントで非常に盛り上がった年でした。特に6月はまさに日韓ワールドカップが行われていた期間でもあり、日本のあちこちで盛り上がった方もいらっしゃるのではないでしょうか。ちなみに自分はこの時、市民ボランティアをやってましたね。スタジアムまでの観客誘導を。世界各国からものっそい人だかりが一堂に集まる、あの時の景色はホント壮観でしたね。いまでも忘れられない思い出となっています。
OSAKAN HOT 100、2002年6月2日付の1位は?
初めに、2002年6月2日付のチャートで1位になった曲を紹介しましょう。この曲でした。
- A Thousand MilesVanessa Carlton
いやあ、超懐かしい。このピアノイントロ。ヴァネッサ・カールトンの”三千枚”こと「A Thousand Miles」が2002年の6月2日に1位を獲得していました。当時22歳の女性シンガーソングライターで、曲やMVの通り、ピアノを弾きながら歌うアーティストだったのが印象に残っていますね。
この曲、当時結構ラジオで聴いたことあるなあと思っていたら、なんと2002年5月のヘビーローテーションだったんですね。ホント、今でも色あせない名曲ですよ。なんたって、ONE OK ROCKもカバーしているくらいですからね。
OSAKAN HOT 100、2002年6月2日付のチャート
- RANK
- TitleArtist
- On Chart
- 1
- A THOUSAND MILESVANESSA CARLTON
- 7週
- 2
- 蘇生MR. CHILDREN
- 8週
- 3
- SAKURA ドロップス宇多田ヒカル
- 6週
- 4
- ホワイトビーチHY
- 10週
- 5
- アシンメトリースガシカオ
- 5週
- 6
- SAYONARA SAYONARAKICK THE CAN CREW
- 3週
- 7
- THEME FROM SPIDER-MANAEROSMITH
- 5週
- 8
- CAN’T GET YOU OUT OF MY HEADKYLIE MINOGUE
- 8+10WKs
- 9
- 熱き鼓動の果てB’z
- 5週
- 10
- WITHOUT MEEMINEM
- 4週
- 11
- HAPPY VALLEYORANGE PEKOE
- 8週
- 12
- あなたと握手AIKO
- 8週
- 13
- 君をさがしてた~NEW JERSEY UNITED~CHEMISTRY
- 5週
- 14
- SONS OF THE SUN麻波25
- 5週
- 15
- 楽園ベイベーRIP SLYME
- 2週
- 16
- STRAWBERRY SEX平井堅
- 3週
- 17
- 君ヲ想フ元ちとせ
- 5週
- 18
- DOPE NOSEWEEZER
- 11週
- 19
- 心拍数 -近畿編-山崎まさよし
- 3週
- 20
- まもなく、晴れMISS MONDAY FEAT. 玲葉奈
- 5週
- 21
- THE HINDU TIMESOASIS
- 10週
- 22
- SOAK UP THE SUNSHERYL CROW
- 14週
- 23
- PARTY HARDANDREW W.K.
- 16週
- 24
- 七色の風キンモクセイ
- 4週
- 25
- DOWN BEAT STOMP東京スカパラダイスオーケストラ
- 4週
- 26
- 2020TRICERATOPS
- 6週
- 27
- FEEL FINE!倉木麻衣
- 7週
- 28
- RING MY BELL矢井田瞳
- 11週
- 29
- HOW YOU REMIND MENICKELBACK
- 20週
- 30
- SEXY, SEXYTHE BRIAN SETZER ORCHESTRA
- 11週
- 31
- SMILEELVIS COSTELLO
- 7週
- 32
- キラキラ小田和正
- 17週
- 33
- 風コブクロ
- 20週
- 34
- ミラージュGOING UNDER GROUND
- 10週
- 35
- JUST LIKE WATERLAURYN HILL
- 3週
- 36
- HERE IS GONEGOO GOO DOLLS
- 11週
- 37
- MUGENポルノグラフィティ
- 3週
- 38
- 木綿のハンカチーフ椎名林檎 & 松崎ナオ
- 2週
- 39
- YOU SHOWED MELUTRICIA McNEAL
- 4週
- 40
- NO SUCH THINGJOHN MAYER
- 6週
- 41
- FOOLISHASHANTI
- 10週
- 42
- THE LONG GOODBYEMIRANDA LEE RICHARDS
- 7週
- 43
- あなたにMONGOL 800
- 24週
- 44
- 散歩しようBIRD
- 6週
- 45
- LOOKING FOR A PLACE TO LANDDAKOTA MOON
- 12週
- 46
- BLZMONDO GROSSO
- 5週
- 47
- DON’T KNOW WHYNORAH JONES
- 11週
- 48
- WE ARE ALL MADE OF STARSMOBY
- 11週
- 49
- BEEN AROUND THE WORLDTINA NOVAK
- 7週
- 50
- EVERYDAYDAVE MATTHEWS BAND
- 4週
- 51
- FOREVER TO ME ~終わりなき悲しみ~THE BRILLIANT GREEN
- 4週
- 52
- HOME AND DRYPET SHOP BOYS
- 15週
- 53
- HERE TO STAYNEW ORDER
- 4週
- 54
- HATE TO SAY I TOLD YOU SOTHE HIVES
- 8週
- 55
- FANTASISTADRAGON ASH
- 14週
- 56
- I’M NOT A GIRL, NOT YET A WOMANBRITNEY SPEARS
- 6週
- 57
- FOOTBALLING WEEKENDERSカジヒデキ
- 2+5WKs
- 58
- ONE TWO THREEMR. CHILDREN
- 3週
- 59
- SO, THE CIRCUS IS BACK IN TOWNCATO SALSA EXPERIENCE
- NEW ENTRY
- 60
- ドモアリガトミスターロボットPOLYSICS
- 8週
- 61
- プリズムYUKI
- 14週
- 62
- DON’T LET ME GET MEPINK
- 5週
- 63
- ロック ステディ ガール小島麻由美
- 12週
- 64
- ファスナーMR. CHILDREN
- 3週
- 65
- WAY OF DIFFERENCEGLAY
- 19週
- 66
- A TOMORROWSONGSKOOP ON SOMEBODY
- 11週
- 67
- THE PEOPLETHE MUSIC
- 6週
- 68
- HEROCHAD KROEGER FEAT. JOSEY SCOTT
- 2週
- 69
- WHEREVER YOU WILL GOTHE CALLING
- 9+3WKs
- 70
- 微笑みのひと今井美樹
- 3週
- 71
- ワダツミの木元ちとせ
- 21週
- 72
- 君に会いに行きましょうつじあやの
- 3週
- 73
- シャロンROSSO
- 9週
- 74
- FUNKASTICRIP SLYME
- 16週
- 75
- GIRLS OF SUMMERAEROSMITH
- NEW ENTRY
- 76
- BOY HOOD ~ADOLESCENT RIDE~DOMINO 88
- 4週
- 77
- CALIFORNIA DREAMIN’MAMAS & THE PAPAS
- 5週
- 78
- グリーン グリーンIN THE SOUP
- 2週
- 79
- SHE IS BEAUTIFULANDREW W.K.
- 2週
- 80
- DIVING INTO YOUR MIND畠山美由紀
- 6週
- 81
- この街のどこかにTHE BOOM
- 5週
- 82
- I CAN’T HELP YOU NOWBONNIE RAITT
- 7週
- 83
- BEAUTIFUL WORLDTAKE 6
- NEW ENTRY
- 84
- YUMEGIWA LAST BOYSUPERCAR
- 5+9WKs
- 85
- ナツノヒカリGRAPEVINE
- NEW ENTRY
- 86
- PRECIOUS ILLUSIONSALANIS MORISSETTE
- 2週
- 87
- 男の子と女の子くるり
- 3週
- 88
- ACROSS THE UNIVERSERUFUS WAINWRIGHT
- RE-ENTRY
- 89
- AMERICAN GIRLSCOUNTING CROWS FEAT. SHERYL CROW
- NEW ENTRY
- 90
- SEED ~ひまわりの種MIO
- 2週
- 91
- 光宇多田ヒカル
- 13週
- 92
- アイボリースネオヘアー
- NEW ENTRY
- 93
- L’OMBRE ET LA LUMIERECORALIE CLEMENT
- 4週
- 94
- I WON’T LAST A DAY WITHOUT YOU椎名林檎 & 宇多田ヒカル
- NEW ENTRY
- 95
- I’M LIKE A BIRDNELLY FURTADO
- 14週
- 96
- MISCASTHIDE
- NEW ENTRY
- 97
- WATERS OF MARCHAKIKO DUET WITH CORINNE DREWERY
- NEW ENTRY
- 98
- SLOW BURNDAVID BOWIE
- NEW ENTRY
- 99
- STEVE MCQUEENSHERYL CROW
- NEW ENTRY
- 100
- HANDS CLEANALANIS MORISSETTE
- 20週
この日の上位100曲はこのようになっています。2位にはその前の週まで1位を獲得していたミスチルの「蘇生」。3位が宇多田ヒカルの「SAKURA ドロップス」。4位はこちらも2002年5月のヘビーローテーションだったHYの「ホワイトビーチ」と続きます(HYは翌2003年に「AM11:00」で年間チャート1位を獲得しています)。
7位にはエアロスミスの歌う「スパイダーマンのテーマ」のカバー。これは当時公開されていた実写版の「スパイダーマン」のサントラに入っていました。8位のカイリーミノーグ、「ラッキー・ラブ」のサウンドから一転したハウステイストのナンバーが人気でしたねえ、邦題は「熱く胸を焦がして」、懐かしい。後は10位にはのちに802でも1位を獲るEMINEM「WITHOUT ME」が入ってきています。
11位以下では、2週目で15位まで上がってきたのがRIP SLYMEの「楽園ベイベー」、この年の年間チャート1位となる曲です。そのほかロングヒットしていた「ワダツミの木」(71位)とか「WAY OF DIFFERENCE」(65位)とかモンパチ「あなたに」(43位)とかアンドリュー W.K.(23位)とか小田和正「キラキラ」(32位)とか「Don’t Know Why」(47位)など今でも結構ラジオで流れる曲が入ってきています。
32位にエルヴィス・コステロの歌う「SMILE」が入ってきていますね。あとなぜか77位にママス&パパスの「夢のカリフォルニア」が。しかもこれで5週目。これって1960年代の曲ですよね。なんで入ってるんだ?もしや映画とかでのリバイバルかな?
ちなみにこの年の年間チャートでは1位が先述した「楽園ベイベー」で、「A THOUSAND MILES」が5位、「WITHOUT ME」が6位、「WAY OF DIFFERENCE」が7位、「蘇生」が9位、「ワダツミの木」が10位に入っています。
まとめ
この週は前の月のヘビーローテーションだった曲がTOP5に2曲入る結果となりました。2019年現在ではもはやTOP10に入ってくるのも難しくなっており、時代の変化を感じる、というかヘビロ以外の楽曲の大量オンエアが増えてきて、相対的にヘビロが目立たなくなっている印象ですね。
ここはもう一度、ヘビーローテーションアーティスト、ヘビーローテーション楽曲に光を当てて、しっかりとTOP5に入れるような、その後も印象に残るような体制を作って行かないといけないと思います。