「OSAKAN HOT 100」2019年間チャートを占う。データ分析

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どうもです。さて、「OSAKAN HOT 100」の2019 Yearly Chart発表が12月15日に迫ってきました。今年もこのブログにてチャート1位が何になるのか、データを出しつつ展望していきたいと思います。

集計期間は昨年の年間チャートが発表された2018年12月16日の翌週、つまり2018年12月23日から年間チャート当日の2019年12月15日までの52週となります。それではデータを紹介していきましょう。

データ1:この1年間の1位獲得曲

2018/12/23
今夜このまま / あいみょん
5870
9週目、V7
2018/12/30
Pop Virus / 星野源
5660
3週目、V1
2019/01/06
Pop Virus / 星野源
6270
4週目、V2
2019/01/13
Pop Virus / 星野源
5650
5週目、V3
2019/01/20
Pop Virus / 星野源
6300
6週目、V4
2019/01/27
Pop Virus / 星野源
5370
7週目、V5
2019/02/03
No.999 / go!go!vanillas
5190
6週目、V1(バニラズ初の1位)
2019/02/10
Pop Virus / 星野源
5560
9週目、V6
2019/02/17
ホワイトマーチ / sumika
6450
2週目、V1(sumika初の1位)
2019/02/24
Wasted Nights / ONE OK ROCK
9230
3週目、V1
2019/03/03
Wasted Nights / ONE OK ROCK
8090
4週目、V2
2019/03/10
Wasted Nights / ONE OK ROCK
6160
5週目、V3
2019/03/17
Wasted Nights / ONE OK ROCK
5700
2019/03/24
10時の方角 / sumika
6150
4週目、V1
2019/03/31
10時の方角 / sumika
6190
5週目、V2
2019/04/07
HAPPY BIRTHDAY / back number
6920
11週目、V1
2019/04/14
ハルノヒ / あいみょん
6680
3週目、V1
2019/04/21
ハルノヒ / あいみょん
8250
4週目、V2
2019/04/28
ハルノヒ / あいみょん
8720
5週目、V3
2019/05/05
メロンソーダ / Radio Darlings
7270
4週目、V1
2019/05/12
メロンソーダ / Radio Darlings
7200
5週目、V2
2019/05/19
ME! / Taylor Swift
7340
3週目、V1
2019/05/26
Pretender / Official髭男dism
7810
6週目、V1
2019/06/02
Pretender / Official髭男dism
7820
7週目、V2
2019/06/09
Pretender / Official髭男dism
7610
8週目、V3
2019/06/16
Pretender / Official髭男dism
7610
9週目、V4
2019/06/23
Pretender / Official髭男dism
7370
10週目、V5
2019/06/30
忘れられないの / サカナクション
6950
5週目、V1
2019/07/07
忘れられないの / サカナクション
8220
6週目、V2
2019/07/14
忘れられないの / サカナクション
7360
7週目、V3
2019/07/21
宿命 / Official髭男dism
6820
4週目、V1
2019/07/28
宿命 / Official髭男dism
7900
5週目、V2
2019/08/04
真夏の夜の匂いがする / あいみょん
7780
3週目、V1
2019/08/11
真夏の夜の匂いがする / あいみょん
7830
4週目、V2
2019/08/18
愛はスローにちょっとずつ / サザンオールスターズ
7600
2週目、V1
2019/08/25
宿命 / Official髭男dism
8540
9週目、V3
2019/09/01
宿命 / Official髭男dism
8690
10週目、V4
2019/09/08
宿命 / Official髭男dism
6770
11週目、V5
2019/09/15
馬と鹿 / 米津玄師
5720
4週目、V1
2019/09/22
馬と鹿 / 米津玄師
6850
5週目、V2
2019/09/29
イエスタデイ / Official髭男dism
8090
2週目、V1
2019/10/06
空の青さを知る人よ / あいみょん
6640
4週目、V1
2019/10/13
空の青さを知る人よ / あいみょん
6540
5週目、V2
2019/10/20
イエスタデイ / Official髭男dism
6690
5週目、V2
2019/10/27
イエスタデイ / Official髭男dism
6390
6週目、V3
2019/11/03
傘 / King Gnu
5680
4週目、V1(KING GNU初の1位)
2019/11/10
あまりにも素敵な夜だから / [ALEXANDROS]
6800
2週目、V1(アレキ初の1位)
2019/11/17
あまりにも素敵な夜だから / [ALEXANDROS]
7460
3週目、V2
2019/11/24
あまりにも素敵な夜だから / [ALEXANDROS]
6870
4週目、V3
2019/12/01
あまりにも素敵な夜だから / [ALEXANDROS]
6550
5週目、V4
2019/12/08
願い / sumika
5710
3週目、V1

ヒゲダン、1位獲りすぎやしないか?

12/8現時点での1位獲得数は昨年より1曲多い21曲です。15日付のチャートでsumikaが1位を守るのか、クリープハイプなのか、確率的にはかなり低いだろうがCOLDPLAYやPATDなのかという可能性もありますが、ひとまずはここで区切っておきます。

で、これを見て、一言…。

ヒゲダン、1位獲りすぎやしないか?

5月26日から「Pretender」が5週連続で1位を獲り、そこから3週置いて「宿命」が1位に、あいみょんとサザンに一旦1位を明け渡すもそこから返り咲きで通算5週、更にそこから2週置いて「イエスタデイ」が1位を獲得し、またあいみょんに一旦1位を明け渡すも2週後に返り咲いてから2週連続1位、この間、23週の内、13週で3曲が1位になるという、とんでもチャートになっていました。

しかもこの間に同じく当時の「MUSIC FREAKS」DJだったあいみょんが2曲でヒゲダンの1位を止め、ワンツーフィニッシュとなったのが4週もありました。このブログで茶番と批判したこともありましたね。とにかくリリースやオンエア解禁のタイミングが偶然にしては出来過ぎというくらい重なっていて、一騎打ちのシナリオを作っていたんじゃないのか?と思われても仕方がないような出来レースが連発されていました。実際、解禁直後のオンエア数が他のアーティストとはあまりにも違い過ぎたというのも事実です。

なお、ヒゲダンは「Pretender」「宿命」「イエスタデイ」の3曲で現在34週連続TOP10入りを継続中。2011年に年間チャートTOP10に3曲がエントリーしたレディー・ガガでもこの時は27週連続のTOP10入りでした。さらに2009年の場合も「Bad Romance」と「Telephone」が立て続けに1位を獲得しましたが、この時でも二つ合わせて31週連続のTOP10入りでした。しかもこの2つはアルバムセールスが半端ではなかった記憶があります。それを考えると過剰なオンエア主導で1位を獲りまくった感じのこのチャートアクションには解せない思いもありますね。

初登場順位の高騰化、1位獲得までのスピード化

この1年間に1位を獲った21曲の平均初登場順位は18.38位で去年の21.05位より高くなっています。この中で最も順位が低いスタートだったのは意外ですがヒゲダンの「宿命」の61位。去年の「ノーダウト」は78位なのでこれと比べればまだ上なんですけどね。このほかサカナクション「忘れられないの」が58位で、TOP50以下だったのはこの2曲。OSAKAN HOT 100でスルーされる21位以下でのデビューがわずか6曲。一方で最も順位が高いスタートだったのもヒゲダンで「イエスタデイ」の3位。この曲を含め、初登場TOP10発進だったのは10曲と去年の7曲から増えました。

一方、1位獲得までの所要週は3.86週とこれも去年の4.65週からは少なくなっています。5週を超えたのも去年を更に下回る3曲で、中では2週で1位獲得が4曲、3週で1位獲得が7曲と早期決着するパターンが激増しました。ちなみに最も要したのがback number「HAPPY BIRTHDAY」の11週でこの曲だけが突出して高く、後は6週以下となっていました。

データ2:初登場TOP10入りの乱発

以前のOSAKAN HOT 100では初登場でTOP20につけることなどホントに少なく、ましてやTOP10スタートなど1年に1回あるかないかといったレアアイテムのようなものでした。

それがこのところ集計期間の変更でデジタルセールスが加算されてのエントリーがあったり、常軌を逸した集中オンエアがあったりで、初登場TOP10入りが増えてきました。2017年1月22日付では初登場TOP10入りが2曲という事態も出てきてレアどころか珍しくもなんともなくなってきたわけですが、更に今年は拍車がかかった感じがします。

2018年間チャート集計期間での初登場TOP10入りは10曲でした。これでもかなり多い方ですけどね、それが2019年間チャート集計期間ではどれくらいあったかというと

entrydate
Title/Artist
初登場
2019/02/10
ホワイトマーチ / sumika
6位
2019/04/14
メロンソーダ / Radio Darlings
8位
2019/04/21
Pretender / Official髭男dism
8位
2019/06/02
優しいあの子 / スピッツ
4位
2019/07/21
真夏の夜の匂いがする / あいみょん
10位
2019/08/04
リボン feat.桜井和寿 / 東京スカパラダイスオーケストラ
8位
2019/08/11
愛はスローにちょっとずつ / サザンオールスターズ
7位
2019/08/25
馬と鹿 / 米津玄師
6位
2019/09/15
空の青さを知る人よ / あいみょん
4位
2019/09/15
ありがとさん / スピッツ
6位
2019/09/22
イエスタデイ / Official髭男dism
3位
2019/09/29
Challenger / Perfume
8位
2019/10/06
見っけ / スピッツ
10位
2019/10/20
Same Thing (feat.Superorganism) / 星野源
6位
2019/11/03
あまりにも素敵な夜だから / [Alexandros]
9位
2019/11/24
願い / sumika
10位
2019/12/01
愛す / クリープハイプ
6位

17曲と一気に増えています。特に9月から4週連続、計5曲がエントリーというところが「これでいいのか?」と思わざるを得ませんね。ただでさえ21位以下スルーの構成なのに、これだと余計上位20曲だけ聴けばいいんだという風にしか受け取れませんねえ。

先週54位に入った河内REDSがせっかく反応しているのに番組では簡単に紹介したのみでほとんどスルー。いろんなリスナーが聴くこういう番組でこそしっかりかけないとじゃないの?802がプッシュしましたというアピールのためにも、毎度おなじみの上位に来るアーティストだけじゃなくて70位台80位台でエントリーするアーティストにも目を向けましょうよ。そのために100曲カウントダウンに戻せとずっと言っているのに…。

データ3:期間内で最もチャートインしていたのは?

では続いてこの52週間で最もチャートインしていた楽曲の上位10曲をご紹介します。長くチャートインし続けることが年間チャートにとって最重要なファクターとなっていて、例えば2006年「Bad Day」は週間1位がなかったものの、40週以上チャートインした結果この年の年間1位となりました。また直近でも「前前前世」「SHAPE OF YOU」「LEMON」といずれも30週以上チャートインし続け、年間チャート発表時点でも上位に居座っていました。

RANK
Title / Artist
On Chart
1位
LEMON / 米津玄師
51週
2位
Pop Virus / 星野源
45週
3位
Wasted Nights / ONE OK ROCK
44週
4位
Aurora / BUMP OF CHICKEN
38週
5位
Pretender / Official髭男dism
34週
6位
SHAPE OF YOU / ED SHEERAN
33週
7位
まちがいさがし / 菅田将暉
32週
8位
優しいあの子 / スピッツ
28週
9位
兵、走る / B'z
28週
10位
忘れられないの / サカナクション
28週

12月8日現在の記録です。この中で現在エントリーしている曲(「LEMON」「Wasted Nights」「Aurora」「Pretender」「まちがいさがし」「優しいあの子」「兵、走る」「忘れられないの」)は15日付で伸ばす可能性があります。尤も81位の「Wasted Nights」と87位の「Aurora」は微妙かもしれませんが…。ちなみにTaylor Swift「You Need To Calm Down」、Ed Sheeran & Justin Bieber「I Don't Care」は25週、Shawn Mendes, Camila Cabelloの「Senorita」は20週のエントリーとなっています。

期間内で最もTOP10にチャートインしていたのは?

RANK
Title / Artist
On Chart
1位
HAPPY BIRTHDAY / back number
13週
2位
Pretender / Official髭男dism
12週
2位
忘れられないの / サカナクション
12週
2位
宿命 / Official髭男dism
12週
2位
イエスタデイ / Official髭男dism
12週
6位
Pop Virus / 星野源
11週
6位
Wasted Nights / ONE OK ROCK
11週
6位
優しいあの子 / スピッツ
11週
9位
空の青さを知る人よ / あいみょん
10週
10位
10時の方角 / sumika
8週
10位
Shallow / Lady Gaga,Bradley Cooper
8週
10位
ハルノヒ / あいみょん
8週
10位
馬と鹿 / 米津玄師
8週
10位
真夏の夜の匂いがする / あいみょん
8週
10位
メロンソーダ / Radio Darlings
8週

こちらは12月8日現在の記録です。現在7位の「イエスタデイ」が次週もTOP10入りとなると13週でトップに並ぶわけですね。ちなみにTaylor Swift「You Need To Calm Down」、Ed Sheeran & Justin Bieber「I Don't Care」は6週、Shawn Mendes, Camila Cabelloの「Senorita」は7週のTOP10入りとなっています。

期間内で最もTOP20にチャートインしていたのは?

さらにTOP20に伸ばすとこのようになります。こちらも現在7位の「イエスタデイ」が次週もTOP20入りとなると13週になります。

RANK
Title / Artist
On Chart
1位
HAPPY BIRTHDAY / back number
17週
2位
忘れられないの / サカナクション
16週
3位
Wasted Nights / ONE OK ROCK
15週
4位
Pretender / Official髭男dism
13週
4位
優しいあの子 / スピッツ
13週
4位
Shallow / Lady Gaga,Bradley Cooper
13週
4位
白日 / King Gnu
13週
8位
宿命 / Official髭男dism
12週
8位
イエスタデイ / Official髭男dism
12週
8位
Pop Virus / 星野源
12週
8位
Senorita / Shawn Mendes, Camila Cabello
12週
8位
You Need To Calm Down / Taylor Swift
12週

データ4:期間内で週間ポイントが最も高かった曲は?

続いてこの52週間のチャートで最も週間でのポイントが高かった上位10位をご紹介します。年間1位獲得で個人的にこれも重要なファクターではないかと思えるのです。去年の年間チャート展望で最もチャートインしていた「SHAPE OF YOU」を選んだものの、なぜか15位。これはおそらくTOP10入りの回数もあるものの、その時の獲得ポイントが何よりも鍵なのではないかと考え、7000ポイント以上を上げた曲があれば年間1位有力候補と見ております。実際、去年の「LEMON」や一昨年の「SHAPE OF YOU」は7000ポイントオーバーがありましたし、「前前前世」に至っては10000ポイント越えを記録しています。更に上半期チャートでは6回1位を獲った「Pop Virus」より4回1位の「Wasted Nights」が上位に来ましたが、これも獲得ポイントが6000ポイント台が最高だった「Pop Virus」に対して「Wasted Nights」は9000ポイント台を出していたから、と考えれば合点がいきます。このように獲得ポイントが跳ねている場合は年間でも上位に来る可能性がかなりありそうです。

ところが今回の場合、この1年間で7000ポイント越えをしたのが28回あって、さすがにこれだと多いのでTOP10にしぼってみました。ちなみに海外勢ではTaylor Swift「ME!」が7340ポイントを出したのを筆頭に6000ポイント台が3回、Ed Sheeran & Justin Bieber「I Don't Care」が6000ポイント台が2回ありました。ただこの2曲はリリース直後のオンエア数とデジタルセールスで稼いだ結果で、その後のアルバムリリースの時に跳ねなかった、というか他のアルバム曲に食われてしまったのが痛かったですね。

entrydate
Title/Artist
point
2019/02/24
Wasted Nights / ONE OK ROCK
9230
2019/04/28
ハルノヒ / あいみょん
8720
2019/09/01
宿命 / Official髭男dism
8690
2019/08/25
宿命 / Official髭男dism
8540
2019/08/25
愛はスローにちょっとずつ / サザンオールスターズ
8490
2019/04/21
ハルノヒ / あいみょん
8250
2019/07/07
忘れられないの / サカナクション
8220
2019/03/03
Wasted Nights / ONE OK ROCK
8090
2019/09/29
イエスタデイ / Official髭男dism
8090
2019/07/28
宿命 / Official髭男dism
7900

以上のデータから次回のブログでは2019年の年間チャートを想定していきます。去年の「Lemon」絶対本命から一転、今年は混戦になりそう。「Wasted Nights」は果たして年間でも1位となれるのか…。