FM802「OSAKAN HOT 100」2020/2/2振り返り&2020/2/9展望。グラミー賞の結果が反映される今週、総なめビリー・アイリッシュがヒゲダンを食うか? ぜひ参考になさってください。
どうも。先週のOSAKAN HOT 100振り返りと今週のOSAKAN HOT 100展望です。前回の展望ブログで、グラミー賞の結果が反映される今週のランキングで、主要4部門を総なめしたビリー・アイリッシュのヒゲダン「I LOVE…」を止めることになるんじゃないか?と書いてみました。果たして2週前予想は的中することになるのか。その前に2月2日付のランキングを振り返ってみましょう。
で、今回から試験的に「TOP10振り返り動画」というのをインスタグラムにアップしてみました。IGTVという機能を使ってみたんですが、スマホ環境を考えずに横長サイズにしてしまったのはまずかったなあ。次からはうまく編集してやりますよ。
Contents
OSAKAN HOT 100、2020/1/26付
- LW:017480pt→7000pt[single_data name=iloves]
- LW:034590pt→4900pt
- Yummy
Justin Bieber
ポップ
- LW:026170pt→4800pt[single_data name=teennagerforevers]
- LW:064050pt→4440pt
- 愛す
クリープハイプ
ロック
- LW:093490pt→4340pt
- 素晴らしき嘘
flumpool
ロック
- LW:38圏外→4330pt
- Me & You Together Song
THE 1975
オルタナティブ
- LW:044520pt→4240pt
- フレアSuperfly
- LW:11圏外→4000pt
- Finally // beautiful stranger
Halsey
オルタナティブ
- LW:13圏外→3950pt
- 19
FAITH
ロック
- LW:18圏外→3910pt
- Underdog
Alicia Keys
R&B/ソウル
何か4曲入れ替わっただけでここ最近の中では引きしまったランキングになったように見える…。幻想かもしれないが…。
ということでTOP10入りは4曲。そのうち8位のホールジーと9位のFaithはヘビーローテーションだったということで、集計期間が2月に入る今回はさすがにTOP10落ちは避けられないかなあ。ちなみにどちらのアルバムも評判はいいと聴いています。特にホールジーは「Closer」とかの客演のイメージで聴くとびっくりするでしょうね。
そして残りの2つは2週目でのTOP10入りとなりました。6位のTHE 1975は「It’s Not Living(If It’s Not With You)」で記録したOSAKAN HOT 100での最高位10位を早くも更新。ただアルバムが4月24日に延期と言うことで勢いがどこまで続くのでしょうか、その間にまたアルバムのリードも先行で配信するでしょうからね。
10位のアリシア・キーズはなんと2009年の「DOESN’T MEAN ANYTHING」以来となるTOP10入りになりますね。かつては「NO ONE」で年間チャート2位という記録も持っています。グラミー賞ホストの話題性+曲のキャッチーさも人気なんでしょうか。共作にはエド・シーラン、そして「Shape Of You」を手掛けたスノウパトロールのJohnny McDaidも参加しています。このコライト(共作)の相手を知ると音楽の聴き方もまた違って楽しむことが出来ますよ。
先週の初登場曲
先週の初登場曲は10曲でした。いずれもサブスクリプションサービスでのストリーミング配信をすでに行っております。
まずは37位は1月22日にリリースされた阿部真央のアルバム「まだいけます」のタイトルトラックが入ってきました。このほかに20位には「お前が求める私なんか全部壊してやる」、60位に「今夜は眠るまで」、90位に「どうしますか、あなたなら」と4曲がエントリー。802だと特に人気が高いですね。
前回の集計期間ではグラミー賞直前だったということでそれ絡みのアーティストもランクインしてきました。51位はノミネートはされなかったが、グラミーの舞台でパフォーマンスを行ったBTS。2月リリースのアルバム「MAP OF THE SOUL : 7」から1月18日に先行配信されたナンバー「Black Swan」が入ってきました。
そのグラミーで最多ノミネートされていたのがLizzo。主要部門の受賞はならなかったものの、「最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム」「最優秀トラディッショナルR&Bパフォーマンス」、そして先週55位にランクインした「Truth Hurts」で「最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス」と合計3部門を受賞しました。ちなみに「Truth Hurts」は去年の春ごろにTIKTOK発でバズり、全米チャートで1位を獲得するまでになった楽曲ですが、なぜかそのタイミングでは802ではランクインしていなかったという。晴れて今回ようやくのランクインとなりましたとさ。
同じくグラミーでのパフォーマンスを行い、しかも”食べかす”を撮られてしまったジョナスブラザーズは1月17日にリリースされた2020年第1弾シングルが61位にランクイン。大ヒットを記録した「Sucker」と同じ、ライアンテダーとの共作になっているポップな作品。「君のものになるために、僕はどうすればいい?」という可愛らしい曲です。
ここからは日本の作品に戻り、66位は直にグラミーに出て欲しい、15日にリリースされた三浦大知の新曲「I’m Here」。もうJ-WAVE辺りでは既にランクインしてましたね。人気トラックメイカー、UTAによるポップさを取り入れたR&Bと言った感じです。
68位は2月リリースのEP「note-book -Me」からちゃんみな「ボイスメモ No.5」。すでに1月17日に先行での配信を始めております。国内外のアーティストのプロデュースを行っているRyosuke “Dr.R” Sakaiとのコライト作品となっています。
69位はXIIXと書いて”テントゥエンティ”と読みます。UNISON SQUARE GARDENのボーカル・斎藤宏介が「ユニゾンだとアニソンしか歌わせてもらえない」とか「ユニゾンだと田淵が俺に曲を書かせてくれない」…と言ったかどうかは知りませんが(そんなことは無いだろう)、ベーシストの須藤優と新たに組んだユニット。1月22日にアルバム「White White」をリリース。全楽曲の作詞・作曲を斎藤さんが、一部コライトで須藤優が参加しているという、「俺だって曲を作って歌いたい by 斎藤宏介」的な作品となっています。ちなみにUNISON SQUARE GARDENとは異なり、さっそくアルバム全曲サブスクで配信されております。
76位は1月22日にアルバム「MILESTONE」がリリースされたTOTALFATの先行配信曲「My Game」。
77位、こちらも1月22日にEP「127」と書いて”いちにーなな”をリリースした女性ラッパーのkojikoji。ソングライティングには韻シストのBASIが参加しています。
79位、東京出身のサーフロックバンド・SPiCYSOL。今年第1弾となる配信シングルが1月22日リリースの「I Can’t Get Enough(Japanese ver.) 」。アメリカのインディーポップバンド・Set Sailとのコラボレーション、共作となっていて、こちらはSPiCYSOLの歌う日本語バージョンとなっています。2月20日にオリジナルの英語バージョンが配信リリース予定とのことです。
このほかすでにランクインしている楽曲では、29日にアルバムがリリースされたSHISHAMOは14位の「ひっちゃかめっちゃか」、キュウソネコカミは49位の「冷めない夢」が同日にサブスク配信もスタートしました。また31日リリースのChara+YUKI「楽しい蹴伸び」、2月1日リリースの46位the engy「Driver」もサブスク配信スタートとなっています。ちなみに、Chara+YUKIは20年前の「愛の火 3つ オレンジ」もSpotifyで配信が解禁となりました。
サヨナラHOT100
- entrydate
- Title/Artist
- On Chart
- 2019/11/24
- SKIPPIN’ STONES / THE BAWDIES
- 10WKs
- 2019/11/24
- to the moon / Yogee New Waves
- 10WKs
- 2019/12/29
- Future Nostalgia / Dua Lipa
- 5WKs
- 2019/12/29
- ハレルヤ / ROTTENGRAFFTY
- 5WKs
- 2019/11/24
- COCO / TENDOUJI
- 10WKs
- 2019/10/27
- 続けるズのテーマ / ウルフルズ
- 14WKs
- 2020/01/05
- Adore You / Harry Styles
- 4WKs
- 2019/12/15
- B.M.B / 竹内アンナ
- 7WKs
- 2019/11/24
- Push My Luck / The Chainsmokers
- 10WKs
- 2019/12/15
- Shine Holder / THE ORAL CIGARETTES
- 7WKs
それでは次のページで今週の展望に入ります。