FM802「OSAKAN HOT 100」2020/3/1付展望。リリース前なのに独走に入ったaiko「青空」を誰が止めるの?
どうも。お待たせしました。OSAKAN HOT 100、今週3月1日付の展望をお届けします。ぜひ参考になさってください。さて、現在ツイッターでアンケートを実施しています。気軽に参加していただければと思います。テーマは「リリース前の楽曲がオンエア数だけでぶっちぎりの1位になる展開、あなたはどう思う?」というものです。
#FM802 #osakanhot100 で今週もリリース前、配信もされていない楽曲がオンエア数だけでぶっちぎる展開に。このランキング結果、あなたはどう思う?#802HOT100
— もちや (@namakiri_ki) February 23, 2020
今年に入ってからヒゲダンの「I LOVE…」、それを交わしたaiko「青空」とリリース前にしてあっさりと1位になり、逆にアルバムリリース組が票割れで不発というケースが続いています。ヒゲダンの場合は1位になった時に先行配信が一応出ていましたが、aikoはそれすらもないですからね。
“アルバムやデジタルのデータとは?“という、ランキング作成の根本部分を否定しかねない一方で、CDなどの売り上げを発表している音楽情報サービス会社(オリコンなど)に左右されない、大阪独自のランキングを作成しているという当初からのルールを考えると、最近のストリーミング配信などで手に入れられる音楽とは距離を置いて、ラジオならではの付加価値=つまりラジオでしか聴けない曲をかけまくろう、そうすればリクエストもたくさん来る、必然的に大阪で熱い1曲になる…という見方もできるわけです。だからランキング作成においては、正直明確な正解を出せないんですよね。一歩間違えれば「真夏の夜の宿命の対決」のような、MFDJ同士の一騎打ちのような茶番と言われかねない結果にもなるし、でもそれもラジオDJをやってたからこその付加価値があり、リクエストがあり、オンエアがあるわけだし…。
まあこれ以上書くとかなり長くなるので、3月1日付ランキング展望に行きましょう。今回の注目点をまとめると
- 対バンイベントを強行したsumika、ヒゲダンのオンエアはいかに?
- Requestage 2020出演アーティスト発表でオンエア数に変化は?
- それ以外にオンエアを大きく伸ばした曲あり。それは何?
Contents
アルバムリリースとオンエア、セールスの状況など
では本題に参りましょう。先週、2月19日にはZepp Osaka BaysideにてOfficial髭男dismとsumikaによる「MUSIC FREAKS」のDJ同士によるライブ企画が”強行”されました(あえて強行という表現にしています)。この関係でオンエア数がどうなったかというと…。あまり変わらなかったですね。むしろヒゲダンは「I LOVE…」が20回から12回へとストーンとオンエア数を落としました。デジタルセールスは総合1位なものの、ポイントダウンがどこまで続くのか?
一方のsumikaは「センス・オブ・ワンダー」が17回から15回と安定し続けています。今週から12日先行配信のデジタルセールスが入りますが、総合で24位なのでそこまで後押しになることはなさそう。オンエア数の多さでポイントを伸ばせるか?
変わって、「REQUESTAGE 2020」の出演アーティストが発表されました。某グループの時にはガン無視していた渋谷すばるを特にオンエアもしていないのにレディクレに続いてのラインナップ。いかにもすごく多そうなファン、並びにメディアにアピールしたいんでしょうねえ。それはさておき、出演アーティストのオンエア数も伸びています。KANA-BOON「スターマーカー」は7回から11回と再び上昇。THE ORAL CIGARETTES「Tonight the silence kills me with your fire」は5回から11回と倍増ですよ。あとはSUPER BEAVERの過去曲も結構オンエアされていました。無事開催されればいいんでしょうけどねえ。今のところ、新型肺炎対策のアナウンスもなにもないのでどう対応するのかも見えてこない。はっきり方向性を示しておかないと、ライブに参加したいオーディエンスの不安を払しょくできないんじゃないんでしょうか?
では上位陣のオンエアに行きましょう。V2のaiko「青空」はリリース前ですがまだまだオンエア数は18回。これでもヘビロ以外でこの曲を抜いているのは1曲だけ。それも1差。まあポイントはさすがに下げるでしょうが、V3間違いないんじゃないの?ただ問題はaikoの相打ち。東京スカパラダイスオーケストラのベストアルバムに参加した「Good Morning~ブルー・デイジー feat. aiko」が2月20日よりオンエア解禁、これが実質4日間だけでオンエア数10回を記録しており、意外とこれと票割れを起こすかもしれません。
先週4位まで上がってきたあいみょん「さよならの今日に」は今週付よりデジタルセールスが反映され総合4位とまずまず。ただオンエア数が15回から11回と更に落ちています。以前のような異常なオンエア数にはなってないですね。更に5位にカムバックしたジャスティン・ビーバー「Yummy」は13回から12回と安定してますねえ。アルバムのセールスもまだまだ反映されそうですしもう少し上げてくるかもしれません。
そのほか、先週ダークホースになると書いた14位の「Closer(Tokyo Remix)」はオンエア数が16回から12回とこちらも安定しているほか、デジタルセールスが洋楽2位をキープしており、TOP10入り確定な感じがします。それとaiko「青空」を抑えてオンエアを稼いだ曲、これが先週46位初登場のミスチル「Birthday」で19回。これもTOP10入りありそうですね。
ではオンエア数の上位を以下に紹介しましょう。先週配信を開始したドリカム「G」、iri「Sparkle」あたりがオンエアを伸ばしています。先週TOP20に入っていたDua Lipa「Physical」もオンエア数が増えており更にチャートを上げそうですね。あとビリー・アイリッシュ「No time To Die」は今週こそ入ってくるでしょう。あと、ヘビーローテーションのハンブレッダーズ「ユースレスマシン」は今週よりアルバムセールスが加算されます。結構好調なようで更にチャートを上げてくるかも?
2020/2/17から2020/2/23までのオンエア数
- Title
- 今週
- 先週
- Happy / Oh Wonder
- 45
- 43
- ユースレスマシン / ハンブレッダーズ
- 45
- 43
- Birthday / Mr.Children
- 19
- 8
- 青空 / aiko
- 18
- 22
- センス・オブ・ワンダー / sumika
- 15
- 17
- I LOVE… / Official髭男dism
- 12
- 20
- Closer(Tokyo Remix) / The Chainsmokers
- 12
- 16
- Yummy / Justin Bieber
- 12
- 13
- G / DREAMS COME TRUE
- 12
- 0
- Sparkle / iri
- 12
- 0
- さよならの今日に / あいみょん
- 11
- 15
- スターマーカー / KANA-BOON
- 11
- 7
- Tonight the silence kills me with your fire / THE ORAL CIGARETTES
- 11
- 5
- Prover / milet
- 11
- 0
- Good Morning~ブルー・デイジー feat.aiko / 東京スカパラダイスオーケストラ
- 10
- 0
- Physical / Dua Lipa
- 9
- 5
- 未完成 / 家入レオ
- 9
- 5
- Jumper / 04 Limited Sazabys
- 9
- 0
- No Time To Die / BILLIE EILISH
- 8
- 3
- Into the Wild / GLAY
- 7
- 9
- Teenager Forever / King Gnu
- 7
- 6
- 素晴らしき嘘 / flumpool
- 7
- 5
- STARTING OVER / Little Glee Monster
- 7
- 4
- Symphony / Little Glee Monster
- 7
- 4
- 水色 / MIZU
- 7
- 2
まとめ
今回の展望をまとめると
- aikoのV3でしょう(半分投げやり)。
- 「Closer(Tokyo Remix)」のTOP10入りは確実。TOP5まで行けるか?
- ミスチル「BirthDay」もTOP10入りは確実?
以上3月1日付の展望でした。