FM802「OSAKAN HOT 100」2020/2/23展望。ヒゲダン VS aikoに割って入る曲は?アルバムリリースのジャスティンビーバーはどうだ?
どうも。お待たせしました。OSAKAN HOT 100、今週の展望をお届けします。ぜひ参考になさってください。今週のランキングの注目点をまとめると
- アルバムリリースでポイントを稼げるかジャスティンビーバー
- シングルリリース週でオンエアを伸ばせたかヒゲダン
- 大阪でのライブでオンエアが伸びたかあいみょん、aiko
- それ以外にオンエアを大きく伸ばした曲あり。それは何?
その前に先週は注目作のリリースが多くありました。まずは軽くそこからチェックしてみましょう。
今週以降ランクインしそうな注目曲
7年ぶりのアルバムとなる「The New Abnormal」が4月に発売されることがアナウンスされたThe Strokes。それに先駆けての新曲「At The Door」が2月12日にリリースされました。フロントマンのジュリアン・カサブランカスがThe Voidzで見せた実験的な音楽を取り入れた、テクノ的な一曲。「ドアのもとでの告白」を歌詞にしたかなり内面的なナンバーに仕上がっています。結構好き嫌いが分かれそうな感じですね。今週とは言いません、来週以降に入るはずだと思う。(Apple Music、Spotify、Amazon Music Unlimited)
2月14日にはビリー・アイリッシュも新曲をリリースしました。映画「007 ノータイムトゥダイ」の主題歌に起用された「No time To Die」。「スカイフォール」のアデル、「スペクター」のサム・スミスに次いで、映画公開年のグラミー主要部門受賞アーティストがテーマ曲を手掛けるという、偶然なのかどうなのかよく分かりませんが。この曲は「bury a friend」や「bad guy」のようなクセのある曲ではなく、いかにも「007」のような感じの曲ですね。ただ自分的にビリー・アイリッシュを知った曲っていうのが、透明感のあるボーカルが生きた楽曲だったので、こういうのはむしろアリです。まあ、アデルやシャーリー・バッシーあたりに比べると見劣りしますが...、(Apple Music、Spotify、Amazon Music Unlimited)
同じく2月14日にはそのサム・スミスも新曲をリリース。こちらは5月にリリースとなるアルバムからタイトルトラックとなるバラードナンバー「To Die For」。今回のアルバムの先行曲は割とチャレンジしている感があり、Normaniとのコラボ曲や踊ってる曲やあとはかなりキーの高い曲など。バラエティに富んだアルバムになりそうです。(Apple Music、Spotify、Amazon Music Unlimited)
まあこういった有力ナンバーよりもGLAYの新曲「Into The Wild」とかミスチルの新曲「BirthDay」あたりがランクインするんでしょう。「Into The Wild」と言えば個人的にはウクレレシンガー、LPしか知らない…。
アルバムリリースとオンエア、セールスの状況など
では本題に参りましょう。先週の金曜日にジャスティンビーバーが5年ぶりのアルバム「Changes」をリリース。今週はこのセールスポイントが加算されます。さてその収録曲のオンエア数ですが、先週13位に後退した「Yummy」が13回とV字回復してきました。ただ同じく先行配信された「Intentions」も9回とオンエアを伸ばしており、票を食ってしまった感じです。アルバムセールス自体も抜けた感じではなく、デジタルセールスも洋楽だけでもTOP10に入っていないという…。最近のランキングではアルバムがリリースされると収録曲で票割れを起こすことがやたら多く、1位を獲ることが難しくなってますね。去年のアリアナ、テイラー、スピッツ、今年のKING GNUも結局アルバムセールスで1位になった曲が無かったという状態になってしまいましたし。
同じく先週アルバムがリリースされたところを見ると、リトグリの「Bright New World」収録曲では初登場で7位につけた「Symphony」が一転、今回のオンエア数は4回にとどまってしまいました。独占オンエアだった先々週に対し、アルバムリリース週の先週は割といろいろな曲にオンエアが分散されたようです。
これだとChara + YUKIの「楽しい蹴伸び」が9回、Eveの「心予報」が12回と伸ばしてきており、どちらも順調に上げてきそうです。Eveあたり、TOP20あるんじゃないかな?
さて、JBの猛追をしのぎ、かつaikoを引きずりおろせるかというヒゲダン「I LOVE…」ですが、フィジカルのリリース週となった先週、オンエアをさすがに稼いできました。20回と再び大台に乗ってきています。というか1月1日の解禁から15回以上毎週キープしてるんで、劇的に上向いた感じではないですがね(かけ過ぎなんだよ)。デジタルセールスも2位をキープしており、ポイントはまた持ち直すんではないでしょうか。
これに対する先週1位だったaiko「青空」。リリース前なのにオンエア数だけでヒゲダン以下を一蹴してしまった訳ですが、先日の大阪でのライブもあり、こちらもオンエア数は22回とヘビロ以外では一番オンエアを稼いでいます。ポイントが更に伸びるかどうかは微妙ですが、間違いなくヒゲダンとの一騎打ちになるでしょう。
そのほか、こちらも先週大阪城ホールでのライブだったあいみょんは初登場9位の「さよならの今日に」がオンエア数15回と安定していますね。ただ配信限定だからか、前作までのシングルのオンエアペースよりかは若干落ち着いているかなあと。むしろ、8位に上がってきたsumika「センス・オブ・ワンダー」が17回とまたオンエア数を上げて来ています。今週の対バンに向けてあげてきているんでしょうかね?
そんな中、不気味にオンエアを伸ばしてきたのが、先週91位に登場した「Closer(Tokyo Remix)」。こちら、集計期間が1週間となった今回、オンエア数を16回まで上げてきました。更にデジタルセールスは洋楽2位。これは相当上げてくるでしょう。TOP10もありそうな勢いがします。
2020/2/10から2020/2/16までのオンエア数
- Title
- 今週
- 先週
- HappyOh Wonder
- 43回
- 43回
- ユースレスマシンハンブレッダーズ
- 43回
- 44回
- 青空aiko
- 22回
- 24回
- I LOVE…Official髭男dism
- 20回
- 16回
- センス・オブ・ワンダーsumika
- 17回
- 15回
- Closer(Tokyo Remix)The Chainsmokers
- 16回
- 5回
- さよならの今日にあいみょん
- 15回
- 24回
- YummyJustin Bieber
- 13回
- 7回
- 心予報Eve
- 12回
- 10回
- 恋人ごっこマカロニえんぴつ
- 11回
- 7回
- IntentionsJustin Bieber
- 9回
- 3回
- Into the WildGLAY
- 9回
- 0回
- Meet Me On The RoofGreen Day
- 9回
- 1回
- パプリカ米津玄師
- 9回
- 17回
- 楽しい蹴伸びChara + YUKI
- 9回
- 6回
- BirthdayMr.Children
- 8回
- 0回
- Me & You Together SongThe 1975
- 8回
- 10回
- Shekebon!ビッケブランカ
- 8回
- 0回
- スターマーカーKANA-BOON
- 7回
- 20回
- FdfCERO
- 6回
- 9回
- Teenager ForeverKING GNU
- 6回
- 12回
- TonightSCANDAL
- 6回
- 0回
- イントゥ・ジ・アンノウン松たか子
- 6回
- 3回
- 東京タワーNakamuraEmi
- 6回
- 9回
まとめ
今回の展望をまとめると
- V2を狙うaikoとヒゲダンの一騎打ち、aikoがポイントを落とすようであればヒゲダンの返り咲きもあるか?
- アルバムセールスが入るJB「yummy」はTOP3に食い込めるかどうか。1位2位争いは厳しい。
- sumikaとあいみょんは順当にオンエアを伸ばしているためTOP5は確実
- 「Closer(Tokyo Remix)」のジャンプアップに注目。TOP10もあるかもしれない?
というかリリース前の楽曲が1位って不自然な感じがしますね。